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マイクロソフトは「Surface Go」で、教育市場に食い込めるか

7/23(月) 8:13配信

WIRED.jp

教育機関向けのコンピューターは市場が大きいわりに供給が追いついていないことが多く、テック大手はこの分野でシェアを伸ばしたいと考えている。アップル、グーグル、マイクロソフトは、価格を抑えたデヴァイスを学生たちに売り込もうと必死だ。

【写真ギャラリー】マイクロソフト「Surface Go」

こうした教育向けデヴァイスは入門モデルとはいえ、学校での勉強からプライヴェートでの利用にまで必要なソフトウエアはひと通りそろっている。マイクロソフトの「Surface」シリーズに関していえば、唯一の問題は「低価格」と呼べる値段ではなかったことだ。そして、それが解決するときがやってきた。

「Surface Go」はマイクロソフトが教育市場を狙って繰り出した最新の一手だ。10型タブレットの教育機関向けモデルの販売価格は399ドル(日本では47,800円)からで、これまでの下位モデルの価格を大きく下回る。例えば「Surface Pro」は799ドル(約8万9,800円)だが、たいていの親は子どものパソコンにこれだけの金額を使うのはためらうだろう。また、グーグルやアップルの競合製品の価格帯にも近い。

スペックはどうだろうか。10インチという画面の大きさは、縦にすれば平均的な教科書とほぼ同じである。一方で、横にすれば十分な画面サイズを確保できる。またマルチタッチ対応の「PixelSenseディスプレイ」を採用したことで、手書き用の「Surfaceペン」も使える(ただし別売りだ)。さらに顔認証によるロック解除を標準搭載する。

チップは「Intel Pentium Gold Processor」で、バッテリーの駆動時間は9時間と1日中持ち歩いても大丈夫なようになっている。トラックパッド付きの専用キーボードとマウスもあって通常のノートパソコンと同じように使うことができるが、どちらも別売りなので、低価格という本来の魅力は薄れるだろう。

すでに事前予約を受け付けており、アメリカでの販売開始は8月2日(日本は8月28日)と、9月からの新学期に合わせたスケジュールになっている。

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最終更新:7/23(月) 8:13
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