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なんちゃってヨンクだらけの今こそ乗りたい「悪路御用達」の男前国産SUV4選

7/23(月) 11:40配信

WEB CARTOP

今や少数派だが存在感と実力はバッチリ!

 今はSUVがブームだが、その発端は1982年に発売された初代パジェロだった。従来のSUV(当時は4WDとか4駆と呼ばれた)は、トヨタランドクルーザーなどを含めて悪路の作業車だったが、パジェロは内外装を洗練させて乗用車感覚に仕上げた。多くのパーソナルユーザーが購入して、4WDがブームになっている。

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 それでもこの時代のSUVは、悪路の走破を重視して野性味が強かった。流れが変わったのは、1994年にトヨタRAV4、1995年にホンダCR-Vが発売されてからだ。パジェロのような後輪駆動ベースの4WDを備えたオフロードSUVは売れ行きを落とし、RAV4やCR-Vのような前輪駆動をベースにしたシティ派SUVが人気を高めた。

 シティ派SUVは、オフロード派に比べて居住性、乗降性、走行安定性、取りまわし性、乗り心地などが優れ、プラットフォームは乗用車と共通化しやすいから価格は割安だ。悪路の走破力はオフロード派に負けるが、雪道程度なら十分に走れて実用面の不満はない。悪路の少ない日本では、シティ派がSUVの中心になるのは当然の成り行きだった。

 ただし今のSUVは、乗用車感覚が行き過ぎて曖昧なカテゴリーになっている。ハッチバックボディのホイールアーチと下まわりに、ブラックやグレーの樹脂パーツを装着して、車高を少し持ち上げれば何でもSUVになってしまう。SUVの開発者と話をしていて「悪路の走破力は、全然考えていないです」とキッパリ言われることも多い。そして既存の車種をベースに、外観を上手にSUV風にアレンジすると売れ行きが大きく伸びたりするから、メーカーにとっては安直でオイシイ商品開発になっている。

 従って昔の三菱ジープ、初代パジェロの時代を知るユーザーには、今の小手先だけで要領良く造られるSUVは情けなく思えるだろう。そこであらためて、マトモに悪路を走破できる硬派で男っぽいSUVを取り上げたい。選択の条件は、後輪駆動をベースにした4WDと、悪路で駆動力を高められる副変速機を装着することだ。このタイプの国産オフロードSUVは、今では少数になったから全車を紹介する。

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最終更新:7/23(月) 11:40
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