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「やばいやばいって唱えながら走ってた」吉田麻也がベルギー戦“最後の9秒間”を回顧する

8/10(金) 19:09配信

SOCCER DIGEST Web

運命のベルギー戦「あの場合はふたつの選択肢があった」

また、ベルギー戦について「最後の失点は日本のコーナーキックを相手キーパーにキャッチされてしまったことから始まった。守備陣は上がるなといった指示や、チーム全体で意思統一ができていたのかどうか教えてほしい」と質問されると、「あの場合はふたつの選択肢があった」と前置きし、持論を展開した。

 ベルギー戦は日本にとって予選から4試合目であり、終盤に2点差を詰められるという苦しい展開だった。“赤い悪魔”の凄まじい攻勢が続くなか、アディショナルタイムに得たFKで勝ち越しを狙うもゴールはならず、CKに。「ここではふたつの選択肢があった。ひとつはCBをひとり残して延長戦に備えるか、もしくはここで相手を叩くために上がるか」と話し、こう続けた。

「ベンチから具体的な指示はなかったです。正直、僕らは守るばかりで疲弊していた。ベルギーは交代で(マンチェスター・)ユナイテッドのフェライニが出てくるし、選手層の厚さが違う。4人目の交代のことも考えたら、僕は延長戦に持ち込んでも持たないなと思ったので、ここで決めたいと思いました。

 結果的にはキーパーにキャッチされてあのカウンターなわけですけど。もしかしたら僕が(ティポー・)クルトワにぶつかればファウルで止められたかもしれない。でも、一つひとつの要因が積み重なって、あの失点につながった。勝負を分けるのは、ああいうディテールのところ。毎回感じているんですけどね。延長戦がやれると思われていたかもしれないですけど、体力的にもたなかったのかなと僕は思っています」
 

 また、あのカウンターについては「プレミア(リーグ)で何度も見たカウンターだと思った。やばいやばいやばいやばいって唱えながら走ってました」と告白。だが、「あのスピードで、あの正確なプレーができるのがベルギーの強みだったかなと思います」と相手を称えた。

 このほかにも、サッカーに携わる夢を持つ少年を励ましたり、ワールドカップに参加したJリーグ選手の短すぎる休暇問題に対して想いを明かしたりと、日本のサッカーを案じる様子も滲ませた。

 番組のエンディングでは「すごく楽しかった。言いたいことを直接届けられる機会はなかなかない。この番組を通じてサッカーに興味を持ってもらい、スタジアムへ来てもらえれば」とアピール。そして「オフにひと枠空けておいてください! いつかまたお会いしましょう! See ya!」と第2回目にも意欲を見せ、番組を終えた。

 包み隠さない素直な吉田の回答に、ツイッター上では「初めてなのにしゃべりうまい」「ラジオでこんなにしゃべっていいんだ」「ベルギー戦、延長はやっぱりキツかったのか……」「Jリーグの休暇問題に切り込んでくれてありがとう。聞いてるか、えらい人たち!」といった驚きと納得の声が挙がり、平日深夜にもかかわらず番組のタグ「#吉田麻也ANN」がトレンド入りするなど、大きな反響を呼んだ。

 はたして、次のオフに第2弾はあるのか。ぜひ期待したいところだ。

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最終更新:8/10(金) 19:23
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