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清原果耶「産婦人科には、出産などおめでたいイメージしかなかった」初主演作「透明なゆりかご」を語る<前編>

8/10(金) 8:00配信

ザテレビジョン

清原果耶が主演を務めるドラマ「透明なゆりかご」(毎週金曜夜10:00-10:45、NHK総合)。

【写真を見る】8月10日(金)放送のサブタイトルは「産科危機」

沖田×華の漫画作品の実写ドラマ化した同作。清原が演じているのは、独特な感受性を持つ看護師見習いのアオイだ。

小さな産婦人科医院「由比産婦人科」にアルバイトの看護師見習いとしてやってきたアオイは、院長の由比(瀬戸康史)や、妊婦たちとその家族と触れ合う中で、さまざまな考え方に出合い、成長していく。

今回は、そんなアオイを演じる清原にインタビューを行い、現場の雰囲気や、撮影の裏話などを聞いた。

■ ドラマ初主演に「最初は、私自身“主演”ということを重く考えすぎてしまって…」

――ドラマ初主演が決定した時のご感想を教えてください。

主演については、やっぱり「頑張らないと」と思いました。

最初は、私自身“主演”ということを重く考えすぎてしまって、「どうしよう」と不安もプレッシャーも大きくて、悩みました。

この作品は題材も軽くないですし、演じる役も難しくて、私が踏み外してしまったら大変なことになるんじゃないかとも考えました。

でも、最初に本読みをした時にキャストの方に「一緒にこの作品を迷いながら作っていけたらいいですね」と声をかけていただいたんです。それで、私一人で気負わなくていいんだなと考えられるようになりました。

今では、すごく現場が温かいので、楽しく撮影できています。

――沖田さんの原作も読まれたそうですね。

はい。以前から原作の漫画のことについては知っていましたが、ドラマのお話をいただいてから初めて全話を読みました。ずっと泣きながら読んでいました。

でも、私はそれまで出産について考えた深くことがなかったからかもしれないんですが「深く落ち込みながら読んだ」、という感じではなかったです。

普段生活している中で、ほとんど関わったことがない人たちの日常のことが描かれているので、勉強になりました。こういう世界があって、こういう時間を過ごしている人がいる、ということを改めて知ることができる作品だなと思いました。

――もともと、産婦人科に対してはどのようなイメージがありましたか?

親戚の子供が生まれたことはあったんですが、私が産婦人科に行ったことはなかったので、未知の世界でした。

産婦人科については、出産などおめでたいイメージしかなかったんです。

だからこそ、この原作を読んだ時に、産婦人科の影の部分まで丁寧に描かれていて、でも優しく温かい雰囲気に包まれているストーリーに感動しました。

――撮影現場には新生児の“赤ちゃん”がたくさんいますよね。気を付けていることも多いんでしょうか?

スタッフもキャストも全員マスクをして、アルコール消毒を徹底しています!

あとは、撮影に入る前に看護師見習いとしての勉強をしたので、撮影に入ってからも、習ったことを書いた手帳を読み返して、現場にいる先生にもよく質問して確認するようにしています。

私も“赤ちゃん”のお世話に慣れているわけではないので、ミスがないように、“赤ちゃん”に負担がかからないようにと常に考えています。

――アオイも看護師見習いとして、“赤ちゃん”のお世話に奮闘していますよね。そういう面では共感する点もあるんでしょうか。

そうですね。

アオイが初めて赤ちゃんを抱っこするシーンを撮影した時には、私も緊張で手が震えてしまいました。

動く人形を使って抱っこの練習をしたことはあったんですが、「どうしよう!」って慌ててしまって…そういう部分はアオイと一緒だなと思います。すごく焦りましたし、怖かったです。

産まれたばかりの命を扱うことは普段ないことなので、新生児の赤ちゃんのいる撮影は何回やっても緊張します。

――先輩看護師を演じている水川あさみさん、原田美枝子さんなど共演者の方々に学ぶことも多いんでしょうか?

アオイとしては、もちろん知識も技量も先輩の看護師さんたちの方が上なので、影響を受けることは多いと思います。

出産のシーンでは、アオイはまだ見習いなので、医療行為に関わることができなくて、現場には入るけど見ているだけなんです。そういうシーンでは、先輩看護師の皆さんと先生が、今まで積み重ねてきたチームの空気感や距離を役者の皆さんが表現されているので、アオイとしてはもちろん、私としても役者の先輩である皆さんを尊敬しています

――撮影現場はどのような雰囲気なんでしょうか?

明るいです! あ、暗くはないっていうくらいかな…。

皆さんが、真面目にこの作品に対して熱意を持って現場に入っているので、いい熱量を持っている過ごしやすい雰囲気です。

私が緊張しないように、他のキャストの方々が温かく包み込んでくださっていて、みんなでよくご飯屋さんや食べ物の話をしたりしています(笑)。

■ 私がアオイに似ているなと感じることは少ないです

――アオイと、清原さんの共通点を感じる部分はありますか?

アオイは、私が今まで過ごしてきて出会ったことのない性格の女の子なんです。だから、私がアオイに似ているなと感じることは少ないです。

理解しようと頑張ってはいるんですが、あまり自分と重ねて演じるということはしていないです。重なる部分が少ないからこそ、もっと知ろうという気持ちが湧いてくるんです。

だからこそ、監督と「私はこう思います」と話し合って意見を交換する場がすごく勉強になるので、演じていて楽しいです。

――清原さんから見て、アオイはどのような子だと感じますか?

すごく優しくてまっすぐで、一直線だなと感じます。

演じていても、唐突に質問したり反応したりするので、言葉通り感受性が豊かな子だなと思います。

――では、アオイの魅力はどんなところだと思いますか?

いい意味でも悪い意味でも、生き方が全力なんです。

本当に真っすぐなので、アオイの言葉が、他のキャラクターたちや、視聴者の方々にも影響を与えるのではないでしょうか。

そういうアオイの真っすぐな感情を、私がいかに表現できるかがこのドラマのカギだと思うんです。だからこそ、毎日あまり悩み過ぎないようにしています。

私が気負ってしまうと、素直に表現ができなくなるので、堅くならずにリラックスして撮影現場に入るようにしています。

――演じる上で意識していることはありますか?

何を言われても反応できるようにしています。

アオイを演じる上では、演出の方から言われることや、私のセリフが「なんか違うかも」と思ったら、すぐに正しいと思った方向に変えられるようにしておくことが大事だなと思うんです。

――今夜(8月10日[金])放送される第4話の見どころを教えてください。

簡単な言葉になってしまうんですが、すっごくいい話なんです。私も個人的にすごく好きな回なので、早く見たいなと思っています。(ザテレビジョン)

最終更新:8/10(金) 11:36
ザテレビジョン

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