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「感性」を磨くと人間関係も円滑に? 住職が教える「コミュニケーションのコツ」

8/11(土) 8:12配信

ライフハッカー[日本版]

『感性をみがく練習』(名取芳彦著、幻冬舎)の冒頭において、著者は「感情と感性の違い」はなんだろうかと問いかけています。

【画像】「感性」を磨くと人間関係も円滑に? 住職が教える「コミュニケーションのコツ」

部屋に花を飾る時、季節のどんな花を、どのように飾るかは感性の担当です。そこに喜怒哀楽の感情が入りこむ余地はありません。 感性(sensibility)は、哲学の世界では理性よりも下に位置づけられているようで、意志の力で克服すべきものとして扱われることが多いらしいのですが、感性は理性より下位ではなく、感性という土台の上に理性が築かれていくものなのでしょう。ですから、感性という基礎をしっかり作っておくことが大切なのです。(「はじめに」より)

道端に咲く花を見て「根っこがあるから咲いている」と気づき、そこから「私も人生に綺麗な花を咲かせるために、人として根を張っておこう」と思うことができれば、自分を支える心の杖は太く、しなやかになっていくもの。

橋を見たとき「こちら側から向こう側へ人や車を渡している。“橋渡し”とはこのことだ」と気づき、「では、私はなにかを、どこかへ橋渡ししているだろうか」と考えれば、「自分もなにかの役に立とう」とか、あるいはすでに役立っていることがわかるもの。そのため自己肯定感も高まって、充実した人生を送れるようになるというわけです。

感性は「磨く」と言われるように、感性の原石が私たちの身近にあって、磨けば光ると考えられてきました。たしかに、「感情を磨く」とは言いませんよね。そして上記で言えば、花や橋が感性の原石だということ。そして、その原石にどのような磨きをかけるかは自分次第。

本書は、私たちの周囲にあり余るほど転がっている原石を、どのように磨いていけば人生が豊かになり、心おだやかになれるかについて仏教を軸に書きすすめました。 仏教では、私たちは満月のような素晴らしい心を持っているのに、それが煩悩(心を乱す欲や見方)の雲で覆われていると考えます。 この雲を吹きとばす風が、物事の本当の姿を見抜く智恵と、他に楽を与え、他の苦しみを抜く慈悲と言われます。智恵も慈悲も、ベースになるのは周囲の人や物に対するさまざまな気づきと共感する能力、つまり感性です。(「はじめに」より)

そんな本書の第四章「人間関係をよくする感性」の中から、いくつかを抜き出してみたいと思います。

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