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ニッポンのお宝新ジムニー、でもちとホメ過ぎ! 小沢コージのビューティフルカー

8/11(土) 7:00配信

日経トレンディネット

 20年ぶりに全面改良され発売されたスズキの軽クロスカントリー4WD「ジムニー」。発売から1カ月ですでに1年分受注済みともいわれる4代目だが、小沢コージはどう評価する?

【関連画像】「ジムニー」と同時に発売された「ジムニーシエラ」(メーカー希望小売価格税込み176万400~201万9600円)

●【コンセプト】まぎれもない日本のお宝4WDではありますが!

 みなさんちとホメ過ぎ&売れすぎですってば新型スズキ「ジムニー」! ご存じ20年ぶりにフルモデルチェンジしたニッポンのお宝たるプチ本格クロカン4WDで、先日やっと試乗してきましたが確かに出来は上々。マーケティング担当者いわく「すでに1年分の受注が取れました」だそうで、ネット記事にしても人気の高さは尋常じゃなく、おそらく受注1万台超え。

 その時代に逆行した分かりやすくワイルドでタフな真四角フォルムが過剰に受けてるんでしょうが、それにしてもちと注目され過ぎ。

 というのもこのジャンルはそもそも一般の人が乗って楽しむようなクルマではないので。

なんで20年ぶりのフルモデルチェンジなのか、その意味本当に分かってます?

 米澤宏之チーフエンジニアいわく「今回はプロの道具をデザインするというコンセプトで作り込んだ」そうで、具体的なターゲットは「林業、農業、漁業、ハンター」。一般ユーザーのことは言うほど考えていません。

 時代を飛び越えてカッコいいのは分かるけど、いまどき実質150万円を超える軽自動車は、もっと広くて便利で燃費もいいんです! ジムニーも新型になっていろいろ性能は良くなってるけど、普通の軽自動車に比べるとまだまだ。同じSUVのスズキ「ハスラー」のほうがよっぽど使い勝手はいい。

 刃物でいえば重すぎて切れすぎるプロ用の中華包丁であり、大工道具でいえばカンナやノミみたいなもので、非常に特化されたユーザー向け。まさにプロ向けの骨太商品なのです。それがカッコよさの要因であり、分かって使ってもらえれば問題ないんですけどね。実際、プロに憧れて買う一般ユーザーもある程度は狙っているので。

 ってなわけで恒例の小沢コージチェーック! を。

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