ここから本文です

香川真司、トルコ移籍は消滅。 ドルトムントは戦力流出で揺れる胸中…

8/15(水) 6:40配信

webスポルティーバ

 クリスティアーノ・ロナウドのユベントス移籍で号砲が鳴ったこの夏の移籍市場だが、大物選手の動向については、ほぼ決着がついたというのが大方の見かただ。それでも今月末の移籍期限に向けて、滑り込みでどのようなドラマが繰り広げられるのか、最後まで見逃せない。

【写真】ベティスのレジェンドが乾貴士に贈る「ベティコを味方につける法」

 日本人に関していうと、乾貴士(エイバル→ベティス)、大迫勇也(ケルン→ブレーメン)、原口元気(デュッセルドルフ→ハノーファー)ら、主だった選手はW杯前に新天地を決めていた。

 余談になるが、これには、W杯で日本代表がさほど好成績を残すとは考えられず、そこでの活躍が年俸アップにつながることはないだろうという判断も関係したようだ。だが、これによってW杯で過度なアピールをする必要がなくなったため、チームプレーを重視する日本代表のスタイルにはプラスに働いたように思える。

 一方、W杯前から取りざたされていた香川真司(ドルトムント)のフェネルバフチェ(トルコリーグ)移籍の話はなくなったようだ。

 そもそも、香川のトルコ行きは、キッカー誌、ビルト紙、あるいは地元紙のルールナッハリヒテンなど、ドイツのメディアでは、ほとんど報じられていなかった。日本に伝わってきたのは、ドルコメディアをニュースソースにした情報ばかり。

 日本では、ガラタサライで長友佑都が生き生きとプレーし、ポジティブな発信をしていることから、仲のいい香川も……という受け止め方があるのかもしれないが、あまり信ぴょう性のないものだったと見るしかない。

 ドイツ人にとって、トルコリーグへ移籍するということは日本人が思っているよりも抵抗がある。トルコを選択するというのは、よほど現所属チームとソリが合わないか、金銭的に折り合いがつかず、しかも他の欧州主要リーグで獲得される見込みがない場合に限られると言っていい。

 したがって、トルコへの移籍は、基本的にはキャリアの終盤に差しかかっていることを意味する。フィオレンティーナからベシクタシュに移ったものの、その後、ブンデスに復帰、ヴォルフスブルク、シュツットガルトでプレーして輝きを取り戻し、ドイツ代表に返り咲いたマリオ・ゴメスなどは例外中の例外だ。29歳の香川がフェネルバフチェに行くというのは、いまひとつ想像しがたいものがあるのだ。

 とはいえ、ドルトムントが若返りを考える時期に入っていることは確かだ。

 この夏はソクラティス・パパスタソプーロスがアーセナルへ、アンドリー・ヤルモレンコがウェストハムへ、アンドレ・シュールレがフラムへ移籍。中堅、ベテランが去っていった。また、昨季チェルシーからレンタル移籍中だったミシー・バチュアイはバレンシアへと移籍した。

1/2ページ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Sportiva

集英社

Sportivaムック
5月10日(木)発売

定価 本体1,593円+税

フィギュア特集『羽生結弦 王者の凱旋』
■仙台凱旋パレード
■平昌オリンピック名場面集
■世界選手権プレイバック