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100回大会は目玉不足から豊作へ。ドラフト上位候補は6人いる

8/16(木) 6:50配信

webスポルティーバ

「正直、春の時点では『今年は大変だな……』って思っていました。大阪桐蔭の根尾昂(ねお・あきら)、藤原恭大(きょうた)以下は力が離れちゃうかなと……。それが夏になって盛り上がってきた。収穫はありました。2年生の逸材も多くいたし、来年への楽しみができた大会になりました」

■5人のプロスカウトに直撃。「根尾昂は投手か、野手か、二刀流か?」

 あるパ・リーグ球団のスカウトがそう語ったように、春の段階で注目されていた大阪桐蔭の2人以外にも報徳学園の小園海斗、金足農の吉田輝星(こうせい)らスターが誕生。春は「目玉不足」と嘆いていたスカウトたちも大満足の大会となった。

 今大会のビッグ3は根尾、藤原、小園の3人で、どのスカウトに聞いても「ドラフト1位確実」と太鼓判を押す。

 そのなかでも、とくに人気が高いのが根尾だ。

「見るたびに成長している。去年はショートができるのか? 外野手になっちゃうんじゃないかと思っていたけど、今は十分ショートを守れる。学習能力がある証拠。プロは考える力があるヤツが生き残る世界。ピッチャーとしても可能性があるし、本当に楽しみな選手です」(パ・リーグ球団スカウトA氏)

「根尾、藤原、小園の3人を比較して、春から夏にかけて一番技術が上がったのは根尾でしょう。将来性はナンバーワン。松井稼頭央や今宮健太を想像していたけど、間違いなく今宮以上にはなる。メジャーでプレーした松井レベルまでいけるかどうか」(パ・リーグ球団スカウトB氏)

「スピード、柔軟性、体のキレに加えて、天性のパワーと瞬発力もある。体勢が崩れても投げられるボディバランスは素晴らしい」(セ・リーグ球団スカウトC氏)

“伸びしろ”という意味でもっとも魅力なのが根尾という評価だ。

 一方で、藤原、小園はすぐにでもプロで使えるという声が上がる。高校生の左投げの外野手は評価が低くなりがちだが、それをいっさい感じさせないのが藤原だ。

「スピードはほれぼれするね。ストライドが大きく、ダイナミックな走りをする。盗塁のスピードというより加速がすごい。プロで二塁打、三塁打の記録をつくるんじゃないかな。プレーに強さがあるし、常に安定して結果を残すのも重要な部分だね」(A氏)

「バッティングの際、フォロースルーが素晴らしい。沖学園戦の逆方向(レフト方向)のホームランは外の球を狙って打った見事な一発。ボールに対する集中力がすごい。『やってやろう』という気持ちが空回りしないのもいいね」(セ・リーグ球団スカウトD氏)

 ただ、今回を含め4度甲子園に出場している藤原だが、万全の体調で迎えたのはこの夏が初めてとあって、「故障が怖い」と話すスカウトもいた。

 この2人に勝るとも劣らない評価を得たのが、報徳学園の小園だ。初戦の聖光学院戦で3本の二塁打を記録。一般的に、二塁到達タイムが8秒を切るとかなり速いと言われるが、小園は7秒7台を連発。驚異のスピードをスカウトたちに見せつけた。

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