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【高校野球】やっぱりマンガみたい!? 金足農vs大阪桐蔭、頂上決戦に臨む両校が対照的過ぎる

8/20(月) 16:45配信

THE ANSWER

決勝は好対照な両チームが激突

 第100回全国高校野球選手権記念大会の決勝(21日・14時試合開始)のカードが金足農(秋田)対大阪桐蔭(北大阪)に決まった。県勢としても第1回大会以来、103年ぶりの決勝進出を決めた、県立の農業高校vs史上初の2度目の春夏連覇を狙う野球エリート軍団。実に好対照な頂上決戦となった。

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 記念すべき100回大会にふさわしい、最高のカードになった。5試合を1人で投げ抜くプロ注目エース吉田輝星(3年)がけん引する金足農と、豊富なタレントを擁する絶対王者・大阪桐蔭。まるでシナリオがあったかのように決勝での対戦が実現した。

 金足農はよく知られるように、ここまでの全5試合を9人で勝ち上がってきた。エース吉田は5試合オール完投。日大三(西東京)との準決勝では134球で1失点完投。5試合で749球を投げ抜いてきた。まさに鉄腕エース。端正なルックスも相まって、今大会の主役であることは衆目の一致するところだ。

 勝ち方も劇的だ。3回戦の横浜(南神奈川)には、2点を追いかける8回裏に高橋佑輔(3年)の起死回生の逆転3ランで2点差を逆転。準々決勝の近江(滋賀)戦は9回裏に2ランスクイズで逆転サヨナラ勝ち。9番打者の斎藤璃玖(3年)のバント職人ぶりや、二塁から一気に本塁に生還した菊地彪吾(3年)の俊足ぶりなど、日替わりヒーローも光る活躍を見せている。

 何より、全員が地元出身の農業高校。東北屈指の右腕として吉田こそ注目を集めていたが、決して前評判は高くなかった。吉田にしても中学時代は軟式の野球部で県大会4強が最高で、高校に入ってから素質が開花。そして甲子園に来て試合を重ねるごとにスケールを増しているような印象すら受ける。

大阪桐蔭は“有名中学生”多数のタレント軍団

 一方の大阪桐蔭は誰もが知る野球エリート集団。二刀流の根尾昴(3年)、高校NO1野手と評される藤原恭大(3年)、最速151キロを叩き出したエース柿木蓮(3年)ら“タレント力”は全国でも随一。18人のベンチ入り全員がシニア、ボーイズの硬式経験者で、中学時代に日本一や世界大会経験者がずらりと並ぶ。

 選手は大阪、兵庫、奈良など関西出身者が中心だが、根尾(岐阜)、柿木(佐賀)、山田健太(3年・愛知)ら有望な素材が全国から集まってくる。もちろんこれまでの圧倒的な実績に裏付けされた、西谷浩一監督の指導の賜物だろう。“甲子園で勝つため”に大阪桐蔭の門をたたいた高校生にとって、決勝にかける思いは計り知れない。

 前評判通り、今大会も圧倒的な破壊力に加えて、接戦を勝ちきる勝負強さも見せて勝ち上がってきた。投手陣も柿木、根尾、横川凱(3年)の3投手でやりくり。準決勝では柿木が155球で完投したが、球数は5試合で400球と吉田の半分程度で決勝にも余力を残しているはずだ。

 戦力では大阪桐蔭が上回るが、勢いでは金足農もひけを取らない。大阪桐蔭は地元だが、接戦になればなるほど、球場の空気は金足農よりになる可能性もある。何より一発勝負では何が起こるかわからない。2007年決勝の佐賀北(佐賀)奇跡の逆転満塁弾など、何かドラマがあるのが甲子園の決勝だ。

 史上初の東北勢Vか、それとも史上初の2度目の春夏連覇か――。100回の記念すべき大会。野球の神様が微笑むのはどっちだ。

THE ANSWER編集部

最終更新:8/21(火) 11:40
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