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家電業界騒然!Amazonが「原価売り」するたった1つの理由

8/21(火) 18:31配信

現代ビジネス

アマゾンが書き換えた「家電」の常識

 我々は日々、多数の「家電機器」に囲まれて暮らしている。家電業界においては過去、日本メーカーの勢いが強かったが、いまや世界に多数の製品を出荷している「大手家電メーカー」は数えるほどになってしまった。

 なぜそうなったのか? 
 韓国・中国勢との競争もあるが、今回は、また別の観点からその理由を探ってみたい。ヒントとなるのは、家電業界にとっての「Amazon(アマゾン)」の意味合いだ。アマゾンが体現する「家電のサービス化」が、家電業界にどのような影響を与えているかを考察してみよう──。

「プライムデー」に突出して売れた2種類の家電

 アマゾンは、いわずとしれた通販市場の巨人だ。

 もともとは書籍販売から始まったサービスだが、現在では衣服から食料品まで、ありとあらゆる品揃えを誇っており、“買えないもの”はきわめて限られている。

 なかでも、意外に販売数量が大きいのが「家電」だ。その特性上、大型テレビや冷蔵庫のような、宅配しづらい大型の製品はそれほど売れないが、コンパクトな「デジタルガジェット」的なものは相当数がアマゾンを経由して売れてゆく。テレビについても、画面サイズの小さいものはアマゾンで売れやすい、と家電メーカー関係者が証言する。

 じつは、アマゾンは、アメリカではすでに家電流通で2位となっている。

 日本での位置付けは明確ではないが、日本国内におけるアマゾンの総売り上げは一兆数千万円規模で、大手家電量販チェーン1グループのそれに近い。アマゾンでの家電製品の売り上げは全体の数割以下だろうから、家電量販店グループに比べるとまだ小さい……、とはいえるものの、「これが一店舗である」「大型で高価な家電は売れづらい店舗である」という視点に立てば、すでに「影響力は十分に大きい」と結論づけてかまわないだろう。

 いまや日本有数の「家電量販店」となったアマゾンにおいて、特によく売れている「家電」製品がある。7月16日・17日の2日間にわたって開催された同社恒例のバーゲンセール「プライムデー」では、2種類の家電が突出して売れたという。

 その家電とは、「Amazon Echo Dot」と「Amazon Fire TV Stick」だ。

 前者はいわゆるスマートスピーカーで、後者はテレビに接続して映像配信サービスなどを視聴するために使うデバイスである。要するに自社製の家電が一番売れたわけであり、じつはアマゾンは、「家電メーカー」としても侮りがたい存在になっているのである。ちなみにアマゾンのサイトには、そのものズバリ「Amazonデバイス」と銘打った商品カテゴリーがある。

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最終更新:8/21(火) 18:31
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