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ヤマハ2018新型XMAX ABSの試乗インプレッション

8/27(月) 11:18配信

WEBヤングマシン

フロントフォークに秘密あり、走りにTMAXの面影も

250ccのビッグスクーターに久々のニューモデルが登場! マジェスティと入れ替わる形で登場したXMAXはビグスクブーム復活の起爆剤となるか? ※ヤングマシン2018年5月号(3月24日発売)より

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【〇】峠道も存分に楽しめる

ヨーロッパで人気のミドルスクーター、XMAXの300cc版が昨年モデルチェンジし、その250cc仕様が今年1月から日本で販売開始となった。このクラスでは久しぶりの新型スクーターであり、また長らくブームを牽引してきたマジェスティの代替わりということもあって、実に注目度の高い1台なのである。

まずはライポジから。足着き性は身長175cmの私で両足の拇指球がどうにか届く程度と、決していいとは言えない。だが、シート高は操安性に大きく影響するだけに、日本で販売するからといって無理に下げなかった点は好印象だ。シートストッパーはやや遠いが、ハンドルが約20mm手前に引けるので、必要な場合はショップでアジャストしてほしい。

注目の走りは、既存のビッグスクーターよりもモーターサイクルのそれにやや近いものだ。視点が高いことをはじめ、ホイール径が前後とも1インチずつマジェスティより大きいこと、そして、極め付きが上下のブラケットで支えるフロントフォークだ。エンジンごと上下するユニットスイングなので、兄貴分のTMAXほどリヤのバネ下が俊敏に反応する感じではないが、強めのブレーキングからコーナーへ進入する際の安定感とラインの乗せやすさは、ビッグスクーターの域を超えている。

〈【YAMAHA XMAX ABS 価格:64万2600円 色:黄、白、灰】マジェスティ比で9kg軽く、軸距は10mm短い。また、ホイールサイズは前13/後12インチから、それぞれ15/14インチに〉

【〇】力強い新型エンジン

走りの楽しさと燃費や環境性能を両立するという新設計の水冷エンジンは、マジェスティよりも厳しい排ガス規制をクリアしつつ、4psも高い最高出力を公称。車重が9kg軽くなっていることもあり、加速はかなり力強い。それでいて、微振動やメカノイズが少ないなど自己主張はほとんど感じられず、スロットルを開けた分だけ従順に反応する。スクーターのエンジンにふさわしく、裏方に徹しているという印象だった。スマートキーを携帯していれば全ロックが解除可能であり、また多機能メーターの切り換えが1つのスイッチで行えるなど、利便性も感心することしきり。マジェスティにはなかったABSやトラクションコントロールを装備しつつ、価格は約8万円安。これは大人気になりそうだ。

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最終更新:8/27(月) 11:23
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