ここから本文です

DeNA・三嶋一輝 どんなポジションでも懸命に腕を振る/飛躍のシーズン

2018/9/8(土) 12:02配信

週刊ベースボールONLINE

 前を向き、地道に取り組んできた証しだ。当初の主戦場はビハインドゲーム。そこから結果と信頼を積み重ね、三嶋一輝は欠かせない存在になった。

「どのポジションで投げたいとか、そういうこだわりはありません。とにかく与えられたところで、精いっぱい頑張るだけです」

 シーズン終盤に差しかかり、2位以下のチームすべてにCS進出の可能性がある大混戦。3年連続出場へ、右腕にかかる期待は相当なものだ。ここまでのチーム完投数はセ・リーグ最少の2。フル稼働状態のブルペンで49試合に登板し、6勝1敗12ホールド、防御率2.83と機能している。勝ち試合の8、9回はパットン、山崎康晃が基本形。着実に番手を上げ、今は2人へつなぐ重要な役割を任されている。

 2対0で完封勝利を収めたのが8月22日の巨人戦(横浜)。8回にパットンが二死満塁のピンチを招くと、ラミレス監督は迷うことなく背番号17を投入した。勝負強いマギーに対しスライダーで右飛。完璧な火消しだった。7月こそ8試合で防御率5.63と状態を落としたが、8月は11試合で防御率2.08と復調。被打率も右打者(.181)と左打者(.225)とともに大崩れしていない。

 プロ6年目。新人だった2013年に6勝を挙げ、エース候補として注目を集めた。中畑清監督から開幕投手に指名された翌年は1勝だけ。そこから昨年まで計7勝と苦難を乗り越えてきた。座右の銘は「堂々」。有限実行の姿が、とてつもなく頼もしい。

写真=神山陽平

週刊ベースボール

記事提供社からのご案内(外部サイト)

週刊ベースボールONLINE

株式会社ベースボール・マガジン社

野球専門誌『週刊ベースボール』でしか読めない人気連載をはじめ、プロ野球ファン必見のコンテンツをご覧いただけます。

あなたにおすすめの記事