ここから本文です

檀家をやめるのに100万円!?「墓じまい」で菩提寺とトラブルにならないためには

2018/9/9(日) 21:10配信

ESSE-online

最近雑誌や新聞で取り上げられることが増えてきた「墓じまい」。遺骨を移動させるために現在のお墓を更地に戻すことを言い、別のお墓にお引越しさせることまで含めて「改葬」と呼ばれることもあります。

NOと絶対言えない…義理の両親や親戚からのありがた迷惑行為&プレゼントって?詳しくはこちら!

「実家のある地方に建っていたお墓を閉じて居住地域近くに建て直したり、閉じたお墓から取り出した遺骨を永代供養墓に納める動きが広がっています。しかし、必要な手続きやコツはあまり知られておらず、場合によっては問題が発生する場合も」と語るのは、葬儀関連サービス企業でPRを務める高田綾佳さん。

今回は、ありがちなトラブル例をもとに、墓じまいを試みて問題が起こってしまったケースを紹介します。

実家近くの墓を離檀と墓じまい。それが思わぬトラブルに…

美咲さんは、九州地方出身・首都圏在住の50代の会社員。父の逝去後、母を首都圏の老人ホームに呼び寄せ、弟と交代で見舞っていました。

そんな母も逝去。弟と話し合った結果、葬儀を首都圏であげることにしました。
その理由は、九州に住む親族がほぼいないこと、そして父の葬儀での苦い経験があるからです。

美咲さんの父は九州で亡くなったため、実家近くにある菩提寺に葬儀読経と戒名授与を依頼しました。その際、父の人柄が反映されていない戒名を授与したうえ、お布施を渡したあとせかせかと忙しそうに帰っていった住職に対し、姉弟そろって不信感を抱いていたのです。

それでも一応連絡はしなければと、菩提寺の住職に母が逝去したこと、葬儀を首都圏であげることを伝えたところ、「関東まで行くと人手不足のためお寺が空になる。行くことができない」という答えが。

事情を説明して僧侶手配サービスに連絡し、やってきたお坊さんと事前打ち合わせをしっかり行い、よい法話と納得できる戒名を授けてもらった美咲さんと弟。
安心するとともに「きっともう菩提寺はお世話にならないだろう」と考え、菩提寺に残したお墓を墓じまいして首都圏に移すことにしました。

そこで美咲さんが調べて見つけたのは、駅近くに最近完成した機械式納骨堂。「行きたいときに自分のペースで母のお参りができる」と気に入りました。
宗派不問で、入会費と年会費も手ごろ。弟も費用感や綺麗な内観を気に入り、美咲さんを中心に話を進めていくことになりました。

1/3ページ

最終更新:2018/9/9(日) 21:10
ESSE-online

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ESSE

扶桑社

2019年2月7日発売号

¥500

『ESSE(エッセ)』は生活情報誌。家事、節約、収納、レシピ等のニュースを配信中!(※3月号/定価500円、付録付き740円)

あなたにおすすめの記事