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まさにアメージング! 大坂選手全米オープン優勝…超えた涙と超えられた涙

9/9(日) 22:40配信

エスクァイア

自身にとって絶対アイドルであったセリーナから勝利を奪う

 テニスの全米オープン2018で決勝に進んだ大坂なおみ選手は2018年9月8日(現地時間:日本時間9日)、準決勝の会場と同じくビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター内アーサー・アッシュ・スタジアムにて。
 
 対戦相手は子どものころから憧れの存在となっていた、セリーナ・ウィリアムズ選手です。

【写真】大坂なおみ選手を幼少期からの活躍ぶりを確認する。

日本人初の4大大会制覇を達成!

 最初に結果をいいましょう。
 
 第1セットは6-2、第2セットは6-4と…見事、大坂なおみ選手がセリーナ・ウィリアム選手に対してストレート勝ちしたのです。そして。男女シングルス日本人史上初となるグランドスラム優勝の快挙を成し遂げたのでした!!
  
 大坂選手にとって、永遠のアイドルであるウィリアムズ選手。
 
 しかし、そんな対戦相手にも、決して臆することなく一貫してパフォーマンスを最大化しながらも、頭を使ったプレーぶり。第1セットからあっさりと奪取するのです。
 
 さらに続くセットも正確なショットから、ウィリアムズ選手のミスを誘います。すると、さすがの元女王も次第に苛立ちを見せるようになり、その苛立ちがピークに達したのか「嘘つきはあなたじゃない!」とウィリアムズ選手は審判へ暴言を放ったり、自らのラケットを破壊するなどの行動も…。

 会場はひとたび、異様な雰囲気にもなりした。が、それでも大坂選手は冷静にプレーを続行。そうして気づけば、ストレートで元女王をねじ伏せることとなったのです。
 
 このようにして大坂選手は、男女通じて日本人初の4大大会制覇。涙の快挙達成となったわけです…。

観客からはブーイングも聞こえるなか、優勝セレモニーは始まりました。

 セレモニーでは最初、優勝した大坂選手に対してセリーナ選手の勝利を期待したファンによってブーイングが巻き起こります。
 
 そんななかウィリアムズ選手は、「おめでとう! なおみ! もうブーイングはやめましょう。彼女はグランドスラムにふさわしい良い試合をした」とコメントすると…会場は静まりかえるのでした。

 そして大坂選手は、「全米オープンの決勝でセリーナと対戦するのが夢でした。それができて、とてもうれしいです。ありがとう!」と。


 ここに、セレモニーで優勝トロフィー授与前に行われた大坂選手への質問に対するコメントを一部紹介しましょう。

 準優勝選手としてスピーチ際にウィリアムズ選手は、「良いプレーをしてグランドスラムで初優勝した」と大坂選手の勝利を認めるよう観客呼びかけます。そして観客はブーイングは、次第に拍手へと変わっていくうちに大坂選手も次第に落ち着きを取り戻しっていくのでした。そうして司会者は、大坂選手へマイクを向けます。

 
司会者:夢の決勝に進みました。そこでセリーナに勝ち、夢をかなえたわけですが、いまの気持ちは?

大坂選手:会場の皆さんがセリーナを応援しているのは、しっかりと感じとっていました。こんな終わり方になったすみません…ですが…、「試合を見てくださってありがとう」と言わせてください。
 
 
司会者:試合後、お母さんと抱き合っていましたが…

大坂選手:お母さんこの会場に来てれたことは大きな力になったと思います。でも、お父さんのほうは生で試合を観るのが辛いらしく、残念ながらここには来ていないのですが…(会場爆笑)。
 
 
司会者:男女を通して、始めて日本人してグランドスラム王者になりましたが、いかがですか?

大坂選手:セリーナと決勝で戦うことが夢だったので、それがかなって本当にうれしいです。(ウィリアムズ選手のほうへ振り向き、お辞儀をしながら…)プレーしてくれてありがとう!
 
 この後、大坂選手は優勝トロフィーを受け取りました。

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最終更新:9/9(日) 22:40
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