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捻挫した時の対処法、病院に行くべきかの判断基準、治療法を解説

2018/9/10(月) 6:10配信

オトナンサー

 日常生活の何気ない動作がきっかけで起こる「捻挫」。足首だけでなく、手首や腰など、体のさまざまな部位で起こります。

 捻挫は子どもから高齢者まで、幅広い世代に起こりやすいケガの一つです。捻挫をしてしまった時の対処法や判断、治療法について、光伸メディカルクリニックの中村光伸院長(整形外科)に聞きました。

捻挫の分類と症状

 捻挫は、無理な体勢で関節にねじれが生じ、大きな負担がかかった時に起こります。関節が正常な可動域以上に動かされた時、伸びた靭帯(じんたい)の損傷具合によって、3つの重症度に分類されます。

【捻挫I度】

靭帯の損傷が軽度の状態を指します。靭帯が通常よりも伸びてしまった状態ですが、断裂してはいません。痛みがあるものの、腫(は)れや内出血はあまり見られません。

【捻挫II度】

靭帯が部分的に断裂した状態を指します。症状としては痛みや腫れ、内出血が見られます。

【捻挫III度】

捻挫した部位の靭帯が完全に断裂した状態を指します。捻挫をしたと同時に、非常に強い痛みを感じます。患部が大きく腫れ上がり、広範囲にわたって内出血が確認できます。靭帯が完全に切れているため関節が不安定になり、グラグラとするような感覚がある他、触るだけでも強い痛みを感じることがあります。

 捻挫は関節の過負荷な動きによって、その関節周囲の関節包や靭帯が損傷した状態を指します。突き指、ぎっくり腰、むち打ち症などは、その部位の捻挫が原因のことがあります。中でも、最も捻挫を起こしやすい部位が足首です。

 足首の他に、転んで手をついた衝撃やスポーツの場面で手首を捻挫することがあります。手首の骨は足に比べて細いため、衝撃で骨折しやすく、重度の捻挫(捻挫II~III度)と間違いやすい特徴があります。腫れが引かない場合は骨折を疑い、すぐに医療機関を受診してください。

 ぎっくり腰やむち打ち症の原因の中にも捻挫があり、その場合の診断名は「腰椎(ようつい)捻挫」「頚椎(けいつい)捻挫」となります。

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最終更新:2018/10/12(金) 13:12
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