テニスの4大大会、全米オープン女子シングルスを制した世界ランク7位・大坂なおみ(日清食品)は17日開幕の「東レ パンパシフィックオープン」に出場する。13日に帰国した新女王は、凱旋会見やスポンサー契約発表など大忙しの1日を過ごした。米メディアも大手自動車メーカー・日産自動車のブランドアンバサダー就任を報道。このニュースが引き金となり、今後、さらにスポンサー各社との大型契約へと発展するだろう見通しを伝えている。
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「全米オープン覇者のナオミ・オオサカがニッサンとビッグディール」と見出しをつけて報じているのは米紙「ワシントン・ポスト」だった。
「彼女の最初のグランドスラムのタイトルは、セリーナ・ウィリアムズと審判の間で起きた問題によって影が薄くなっている可能性もあるが、しかしナオミ・オオサカのスター性は明らかに上昇している」
同紙では大坂が日産のブランドアンバサダーに就任したことを報じ、「この契約はファンに対する国際的なアピールと広告主にとっての価値を表している」と、大坂の広告塔としての価値の上昇を表すものだと強調している。
記事では大坂が現在、ヨネックス、日清食品、WOWOW、アディダス、シチズンなどとスポンサー契約を結んでいることを紹介。また地元紙「ニューヨーク・ポスト」の報道を引用する形で、「アディダスはオオサカとの契約を1000万ドル(約11億2000万円)にまで上げる可能性がある事が報じられている。これは、ウィリアムズを破って賞金として得た380万ドル(約4億1000万円)を超える額だ」とも伝えている。
また同紙はIMGの代理人スチュアート・ダギッドのコメントも紹介。「日本でスターになる事はアジア・マーケットを制覇する事に対する大きなチャンスである。彼女はとても素直で接する人とはとても親切、彼女はコート内外でとても成功すると思う」と更なる成功に太鼓判を押しているという。
米経済誌「フォーブス」の特集でも将来的にはセリーナを超え、「アスリート長者番付」の頂点に君臨することを予想されていた。弱冠20歳にして大きな成功をつかんだ大坂はグランドスラム制覇という快挙を機に、さらに多くのバックアップを得ることになりそうだ。
THE ANSWER編集部
最終更新:2018/9/14(金) 22:20
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