ここから本文です

さようならiPhone SE。これで小型スマートフォンは絶滅した

9/18(火) 12:12配信

WIRED.jp

アップルが恒例の製品発表会で披露した「iPhone XS」、大画面の「iPhone XS Max」、そして低価格版の「iPhone XR」の3モデルは、どれも悪くなさそうである。だが、ここではラインアップから姿を消したモデルについて話をしたい。「iPhone SE」だ。

iPhone SEに代わる端末はコレ!

アップルの公式サイトからは、もうSEを購入することはできない。これは小型スマートフォンの時代が終焉を迎えたことを意味する。

2016年に発売されたSEは、画面サイズが4インチというコンパクトさだけでなく、低価格モデルという制約にもかかわらず多彩な機能が盛り込まれた点でも傑出していた。当時のフラッグシップ機の「6S」と同じチップを搭載しながらポケットに無理なく収まる大きさであることに加え、発売当初の価格は16GBモデルが399ドル(4万4,700円)と、アップルの“標準”から考えれば驚くべき安さだった。そして何より、ディスプレイの大型化というスマートフォン業界の流行に、果敢に立ち向かおうとしたのだ。

SEと6S(こちらもサイトから消え失せた)の引退により、イヤホンジャックのあるiPhoneもなくなってしまった。ただ、こちらについては、他メーカーの製品からがんばって探せば、まだプラグを差し込むことでヘッドフォンをつなげるハイエンド機種が手に入る。

一方で、小型のスマートフォンはもはや実質的に存在しないと言っていい。唯一の例外は、4月に市場投入されたソニーの「Xperia XZ2 Compact」だが、少し前にベルリンで開かれた家電見本市「IFA 2018」では、後継モデルを発売するような話は聞かなかった。広報担当者は将来的な方針にはコメントしなかったが、望み薄だろう。

市場調査会社グローバルデータのアナリストであるアヴィ・グリーンガートは、「残念な話です」と言う。「小型で片手で持っても安定するスマートフォンを欲しがっている人はたくさんいます」

1/3ページ

最終更新:9/19(水) 11:57
WIRED.jp

記事提供社からのご案内(外部サイト)

『WIRED Vol.30』

コンデナスト・ジャパン

2017年12月9日発売

630円(税込み)

『WIRED』VOL.30「Identity デジタル時代のダイヴァーシティ 〈わたし〉の未来」+ 別冊付録「未来のモビリティは、すでにここにある」

Yahoo!ニュースからのお知らせ(10月17日)