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iPhoneのバッテリーの交換方法と寿命を伸ばすコツ

9/23(日) 11:53配信

@DIME

iPhoneは「寿命が長い」と言われるものの、毎日使用していればバッテリーの劣化は避けられない。

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iPhoneのバッテリーは「リチウムイオン電池」を使用している。リチウムイオン電池はエネルギー密度が高く、小型で軽量なバッテリーを作ることができることから、多くのモバイル機器に用いられている。バッテリーとしての寿命は長めだが、使用する度に最大容量は減少してしまう。

バッテリー最大容量が減ってくると、iPhoneのパフォーマンスにも影響を与える。最適な状態でiPhoneを使い続けるためには、バッテリーの状況を把握しておくことも大切だ。

そこで本記事では、iPhoneのバッテリーの基本からバッテリーの寿命を伸ばす方法、バッテリー消費を少なくする方法までを紹介する。

iPhoneのバッテリーの寿命は?いつ交換すればいい?

結論を先に言えば「iPhoneのバッテリーの寿命は~年」と、断言することはできない。なぜなら、iPhoneの使用頻度や使い方は人それぞれだからだ。実際には、「2~3年程度は通常に使用できる」という声が多い。

バッテリーの交換目安、もしくは新しいiPhoneの購入を検討する基準としては、以下の項目を参考にしてほしい。

・電池の減りが異常に早くなった
電池の減り具合が早くなり、通常の使用に支障が出ている場合には、バッテリー交換か新しいiPhoneへの買い替えをおすすめする。しかし、先述したようにバッテリーの減り方は、iPhoneの使い方によっても大きく左右される。まずは原因がバッテリーにあるのか、使い方にあるのかを見極めよう。

・電池残量の表示がおかしい
電池の残量表示に不具合が生じている場合も、バッテリー交換を検討するべきケースと言える。例えば「さっきまで30%の残量があったのに、急に50%や10%になる」などのケース。このような残量表示機能に不具合があり、それが何度も繰り返す場合には、一度iPhoneの状態を診てもらうのが良いだろう。

・バッテリーが膨張している
iPhoneのバッテリーが膨張してしまうケースでは、早急に交換することが望ましい。初期不良や、過充電・水漏れなどが原因とされる。この場合には、バッテリー交換ではなく、iPhone本体の交換となるケースが多い。

iPhoneのバッテリーの状態を確認する方法

バッテリーの寿命を確認するためのアプリも存在するが、iPhoneの「設定」からバッテリーの状態を簡単に確認することも可能だ。

【バッテリーの状態を確認する方法】

「設定>バッテリー>バッテリーの状態」と進むと、「最大容量」「ピークパフォーマンス」の2つの項目を確認することができる。

・最大容量
最大容量は、新品のiPhoneと比較したバッテリー容量のこと。パーセンテージで表示され、新品同様の場合には100%の表示になる。iPhoneは、通常の利用で500回の充電を行っても、最大容量80%を維持するように設計されている。最大容量の数値が低い場合(目安は80%未満)には、バッテリーの交換か新しいiPhoneへの買い替えを検討しよう。

・ピークパフォーマンス
パフォーマンスが正常の場合には、写真のように「現在、標準のピークパフォーマンスに対応しています」と表示される。「バッテリーが著しく劣化しています」など、いつもと違う表示が出ている場合には要注意だ。

※ピークパフォーマンスの表示に対応しているのはiPhone6/6 Plus、iPhone6s/6s Plus、iPhone SE、iPhone7/7 Plus。

iPhoneのバッテリー交換をする手順

iPhoneのバッテリー交換が必要と判断した場合には、まず加入している保証がないかを確認しよう。

iPhoneの購入日から1年間は、「Apple製品限定保証」が利用できる。保証を利用すれば、バッテリーの交換費用もかからない。1年経過後でも「AppleCare+」に加入していれば、バッテリーの交換は無料だ。いずれの保証も利用できない場合には、有償でのバッテリー交換になる。

また、画面のひび割れなどバッテリー交換時の作業に支障をきたす損傷がある場合には、そちらを優先的に修理する必要があることも覚えておこう。

iPhoneのバッテリーを交換する前には、必ずバックアップを取っておこう。バックアップがあれば、簡単にバッテリー交換前の状態を復元することができる。

キャリア別バッテリーの交換方法と費用
ここでは、AppleストアでiPhoneを購入した場合と、三代キャリアと契約してiPhoneを使用している場合のバッテリー交換方法、要する期間、費用について紹介する。

※すべてApple社提供のメーカー1年保証適用外の場合

【Appleストア】
受付:AppleStoreまたはApple正規サービスプロバイダ。電話やチャットでの相談も可能。
期間:即日対応もしくは5日間ほど
交換代金:iPhone6以降3,200円、それ以外のモデル8,800円

【ドコモ】
受付:店頭修理または預かり修理。
期間:即日または4~7日間(目安)
交換代金:iPhone6以降3,200円、iPhone5s/iPhone5c9,800円
参考:https://www.nttdocomo.co.jp/iphone/support/repair/

【au】
受付:iPhone・iPad修理取次店、iPhone・iPad修理対応店、Apple Store・Apple正規サービスプロバイダ
期間:店頭修理の場合、即日。(即日修理対象外あり)
交換代金:iPhone6以降3,200円、iPhone5s/iPhone5c/iPhone5/iPhone4s8,800円。
参考:https://www.au.com/support/service/mobile/trouble/repair-iphone-ipad/service/

【ソフトバンク】
受付:店頭修理。即日(在庫切れの場合は預かり修理)
修理期間:店頭修理の場合、即日。在庫切れの場合には預かり修理となり、3~5日程度。
修理代金: iPhone6以降3,200円、iPhone5s/iPhone5c/iPhone5/iPhone4s8,800円。
参考:https://www.softbank.jp/mobile/support/trouble/repair/shop/apple/

iPhoneのバッテリーの寿命を伸ばすコツ

iPhoneは、使い方によってはバッテリーの劣化を早めてしまうことがある。使用しているiPhoneのバッテリー寿命を少しでも長くしたい場合には、以下の点を日々意識してほしい。

・消費してから充電する(充電の回数を減らす)
バッテリーの残量に関わらず「帰宅後にはiPhoneを充電する」という方も少なくないだろう。しかし、バッテリーの性質上、充電の回数を極力少なくすることが鉄則だ。帰宅後もバッテリーが残っているのであれば、できるだけバッテリーを消費してから充電を行うようにしよう。

・充電が完了(100%)したら充電器を外す 
充電が完了しても、「充電ケーブルをiPhoneに挿しっぱなし」という方も多いかもしれない。充電ケーブルが挿さっている状態では、バッテリーに負担がかかるため、充電が100%になったらケーブルを外すことを習慣化しよう。

・iPhoneケースを外して充電する
iPhoneにケースを装着している場合には、それらを外して充電を行う方が良い。その理由は、ケースによりバッテリーに熱がこもりやすくなり、負荷がかかるからだ。バッテリーを長持ちさせたいという方は、面倒でも毎回ケースを外して充電することを試してほしい。

・最適な温度で保管
iPhoneは広い温度範囲で使用が可能なものの、最適な温度環境がApple公式の見解として示されている。その温度範囲は16℃~22℃。35℃を超える温度の中、iPhoneをさらしていると、バッテリー容量に影響を与えることがあるという。人間同様、快適な温度空間でiPhoneを使用・保管しよう。

iPhoneのバッテリー消費を抑える方法

最後に、日々iPhoneを使用する中でバッテリー消費を抑えるテクニックをいくつか紹介する。自分の快適な使い方を維持しつつも、バッテリーの節約をしてほしい。

・低電力モード
iPhoneの低電力モードとは、iPhoneが完全に充電されるまでの間、電力の消費を抑えることができる機能。低電力モードをオンにすると、一部機能の使用が制限される。充電後、バッテリー残量が80%以上になると、自動的に低電力モードはオフになる。外出先などで、バッテリー残量が少なくなったら利用しよう。「設定>バッテリー>低電力モード」から設定可能だ。

・画面の明るさを落とす
画面の明るさの調整も、省電力には欠かせない。暗すぎる画面では使いづらいが、自分が不便さを感じない明るさまで調整してみてもいいだろう。もしくは「明るさを自動調整」をオンにする方法も有効だ。

【その他省電力に有効な手段】
・自動ロックまでの時間を短くする
・位置情報をオフにする
・Wi-Fi、Bluetoothをオフにする
・最低限必要な通知だけをオンにする
・バックグランド更新をオフにする

加えて、マルチタスクで起動しているアプリを終了する方法も、充電も持たせるのに効果的という意見もある。しかし、「マルチタスクを終了させると、かえってバッテリー消費が早まる」という説もあるため、自身で試しながら判断してほしい。

せっかくiPhoneを利用するのであれば、できるだけ機能を制限させずに、長く使用したいものだ。今回紹介した「バッテリーの寿命を伸ばすコツ」を日々意識しながらも、バッテリー残量が減ってきたら「バッテリー消費を抑える方法」を試してほしい。

取材・文/久我裕紀

@DIME

最終更新:9/23(日) 11:53
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