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[背番号ストーリー] クライフやモドリッチはなぜ「14番」を背負ったのか⁉

2018/9/24(月) 16:23配信

SOCCER DIGEST Web

ひょんな偶然から14番を着用することに…。

背番号にこだわりを持っている選手は少なくない。
 
 ナンバーにまつわる逸話、込められた想いに迫るのが、『ワールドサッカーダイジェスト』誌の新連載「背番号ストーリー」だ。
 
 第1回はヨハン・クライフでお馴染みの「14番」。レジェンドがこの番号を背負った理由とは……。
 
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「14番」と言えば、やはりヨハン・クライフだ。オランダが生んだカリスマが、この番号をつけるようになった理由については諸説ある。なかでも有名なのがこの逸話だ。
 
 アヤックスでプレーしていた1970年10月、宿敵PSVとの一戦を前に、チームメイトのヘリー・ミューレンが、自分が着るはずの7番のシャツが見当たらず困っていた。
 
 見かねたクライフは自身の9番をミューレンに譲り、代わりに余っていたユニホームを手に取った。それが14番だったのだ。この試合でクライフは大活躍し、それからクラブでも代表でも、好んで14番を纏うようになったという。
 
 ちなみに息子のジョルディもバルサなどで14を背負ったが、父のようには大成できなかった。
 
 その風貌とプレースタイルから、若い頃は「バルカンのクライフ」の異名を取ったルカ・モドリッチは、クライフへの憧れから14番を背負った。4シーズンを過ごしたトッテナムと、現在の10番に変更するまでクロアチア代表でも、モドリッチと言えば14番だった。
 
 2016年3月にクライフが永眠すると、オランダ代表の14番のシャツを手にした自身の写真をSNSに投稿し、哀悼の意を表わしている。
 
 そのモドリッチがレアル・マドリーに移籍したときに、14番をつけていたのがシャビ・アロンソだ。リバプールやスペイン代表でもこのナンバーを背負ったMFは、その後に移籍したバイエルンでも14を選択。ただ、1年目は同じく“愛用者”のピサーロがいたため、3番を背負っている。
 
 そのシャビ・アロンソからマドリーの14番を受け継いだハビエル・エルナンデスは、プロデビューしたグアダラハラ、マンチェスター・ユナイテッド、そしてメキシコ代表と14番一筋。これは、サッカー選手だった父親がつけていた番号だからだ。
 
 ただ、レバークーゼンに移籍した際は、一足先に入団したアドミル・メーメディ(彼も14番好きのひとりだ)に先を越されたため、14の半数の7番を選んだ。
 
 一方で、ティエリ・アンリは“仕方なく”14番を選んだタイプ。元オランダ代表FWのマルコ・ファン・バステンに憧れ、フランス代表ではずっと12を背負ったが、アーセナルでは12が埋まっていたため、たまたま空いていた14に。それでも以後は、バルセロナでもニューヨーク・レッドブルズでも14番を愛用した。
 
 
●14番を愛用した主な選手
ヨハン・クライフ(FW/元オランダ代表)
ジョルディ・クライフ(FW/元オランダ代表)
ディエゴ・シメオネ(MF/元アルゼンチン代表)
ティエリ・アンリ(FW/元フランス代表)
シャビ・アロンソ(MF/元スペイン代表)
ルカ・モドリッチ(MF/クロアチア代表)
クラウディオ・ピサーロ(FW/元ペルー代表)
ハビエル・エルナンデス(FW/メキシコ代表)
ハビエル・マスチェラーノ(MF/元アルゼンチン代表)
ティエムエ・バカヨコ(MF/フランス代表)
ドリース・メルテンス(FW/ベルギー代表)
アドミル・メーメディ(FW/スイス代表)

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※『ワールドサッカーダイジェスト』9月20日号より転載

最終更新:2018/9/24(月) 16:24
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