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まるで巨大な赤ん坊…中国人が北欧で起こした「外交問題級わがまま」

9/26(水) 10:00配信

現代ビジネス

 中国の高速鉄道(新幹線)など、列車の予約はスマホのアプリで可能になるなど、昔と比べればはるかに楽になった。

 だが、たとえ入手が楽になったとは言え、自分が予約した座席を勝手に占拠し、「ここは自分の席だ」と言ってもどかない、そんな乗客と出くわしたら、不愉快極まりないだろう。こうしたトラブルが中国で立て続けに発生している。

「小皇帝」がそのまま大人に

 8月には山東省済南から北京行きの列車に乗った男が、「自分の座席だ」と説明する女性に対して頑として譲らず、席を替わるよう説明する乗務員にも「足が悪いので車椅子を持ってきて」などとごねる映像がネットで公開され、この男の身元がネット検索で暴露されるなどの騒ぎとなった。男はその後、ネットで謝罪した。

 さらに9月19日には湖南省から広東省深圳に向かう高速鉄道車内で、やはり他人が予約した窓側の席に座った女が、すぐ隣の通路側の席に移るのを拒否し、乗務員の説得にも「私は間違っていない!」反抗する様子がネットで公開された。

 この女に対し、鉄道当局は200元の罰金と、180日間列車の切符の購入を禁止する処分を発表した。

 この2人の男女はいずれも30代前半のいわゆる「八〇后」で、1人っ子政策により両親に甘やかされて育った「小皇帝」が、そのままわがままな大人となった「巨嬰」(巨大な赤ちゃん、giant infant)ではないかとの議論が起きた。

 「巨嬰」という言葉を有名にしたのが、2016年に中国で出版された「巨嬰国」という書物だ。

 「(中国式)巨嬰」の特徴とその社会的な背景を分析したこの本でも、巨嬰の特徴として「ナルシスト」「極端にわがまま」「自己中心」「依存心が強い」などを挙げたが、中国社会を批判する内容だとして、直ちに発禁本となった(この本は台湾の知人から手に入れたので、いずれ機会を見て紹介したいと思っている)。

 この2人の乗客もまるで赤ん坊のように、他人の不利益など気にすることなく、駄々をこねればなんとかなる、という心理状態だったのではないか。そしてこうした「ゴネ得」の中国人がさらに海外旅行でも出現し、外交問題に発展した。

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最終更新:9/26(水) 11:55
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