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ブロックチェーン で「知的財産」を保護、AP通信の挑戦:スタートアップと提携

9/27(木) 7:12配信

DIGIDAY[日本版]

シビルメディアカンパニー(The Civil Media Company)は、暗号通貨の販売を通じて、質の高いニュースメディアを支援するために設立されたスタートアップ企業だ。同社は現在、デジタル通貨を支えるブロックチェーン技術を利用して、ジャーナリズムを守る取り組みに乗り出している。

そのシビルが8月28日(米国時間)、AP通信(Associated Press)とふたつの項目から成る合意を交わしたことを明らかにした。AP通信は今後、シビルのネットワークに参加しているニュースメディアに、自社のコンテンツをライセンス提供する(ポッドキャストを手がけるジグザグ[ZigZag]やローカルニュースメディアのブロック・クラブ・シカゴ[Block Club Chicago]などのスタートアップを含む、計14社が対象)。また、シビルと共同で、ブロックチェーンを利用した技術の開発に取り組むことになる。この技術は、シビルのネットワーク各社が自社のコンテンツを追跡し、無断利用が見つかった場合にライセンス権を行使するためのものだ。

シビルは、今回の合意により、AP通信が持つライセンス、ビジネス手法、製品設計に関するノウハウを活用できるようになる。一方、AP通信は、シビルのネットワークを通じて新しい潜在顧客にリーチする機会を得るとともに、新しい技術であるブロックチェーンへの理解を深め、この技術を利用できるようになるだろう(シビルは、このブロックチェーン技術の構築に取り組むことを明らかにしているが、AP通信は、この技術への取り組みを正式には認めていない)。さらにAP通信は、シビルが発行するトークンを獲得することになる(このトークンの販売は9月18日から開始される予定だ)。このトークンは、質の高い倫理的なジャーナリズムを支援する自律的なシステムの構築を目指してシビルが開発しているツールのひとつだ。

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