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がん・糖尿病・アルツハイマー…… 万病から身を守る「理想的な睡眠」の新常識

10/3(水) 15:00配信 有料

デイリー新潮

がん・糖尿病・アルツハイマー…… 万病から身を守る「理想的な睡眠」の新常識

がん・糖尿病・アルツハイマー…… 万病から身を守る「理想的な睡眠」の新常識

 バランスのよい食事を心がけ、適度に運動し、飲酒も控えめにし……と健康に留意する人は増えているが、実は、それだけでは病気は防げない。万病を防ぐには寝ないことには始まらないのだ。

 睡眠時間とがんとの間には今日、医学的に因果関係が認められている。

 医師でハーバード大学教授の根来秀行氏が言う。

「私たちの身体は睡眠中に副交感神経が優位になることと、成長ホルモンが出ることの二つが重なって、相乗効果で免疫機能が高まるんです。通常、起きている間は交感神経が優位になり、免疫系のなかでも顆粒球系が増え、細菌と戦い、外傷を負った場合にそれを治すことが優先されます。一方、睡眠中は副交感神経が優位になることで、ナチュラルキラー(NK)細胞やT細胞などのリンパ球系が増え、活性化します。リンパ球系には細菌よりも小さなウィルスや、がん細胞を倒す役目があるので、睡眠をしっかりとれていないと、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。また、がん細胞は寝ている間に増えやすく、そのときにリンパ球系がしっかり戦って抑えると、がんにかかりにくくなるというわけです」

 裏返せば、睡眠不足だと、がんにかかるリスクが増えるというわけだ。さらに睡眠不足は、高血圧のリスクを高め、肥満にも直結するという。

 では、そうした病気のリスクを減らす理想的な睡眠とはどんなものなのだろうか。夜長の季節にこそ「理想的な睡眠」をとるための新常識を身につけたい。(「週刊新潮」2016年12月1日号掲載) 本文:6,057文字 写真:3枚

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「週刊新潮」2016年12月1日号

最終更新:10/3(水) 17:38
記事提供期間:2018/10/3(水)~2019/5/31(金)
デイリー新潮