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80代でも記憶力は落ちない! 「海馬」の活性化マニュアル

10/4(木) 15:00配信 有料

デイリー新潮

80代でも記憶力は落ちない! 「海馬」の活性化マニュアル

80代でも記憶力は落ちない!「海馬」の活性化マニュアル

「もう年だから覚えられないよ」なんて聞きなれたセリフは誤解によるもので、実は記憶力は、加齢で衰えるわけではないという。しかも、記憶の中枢を司る「海馬」は、70代でも80代でも成長させられるというのだ。

 脳研究を通じて健康や老化を探究している東京大学薬学部の池谷裕二教授は、

「オランダで115歳で亡くなった健康な女性の脳を解剖したら、脳も健康で、機能がほとんど劣化していなかったのです」

 と言って、こう続ける。

「脳の寿命は120年くらいだと考えられます。加齢によって身体は衰えるかもしれませんが、脳はあまり衰えない、と。大人は度忘れの回数が増えたことを気にしますが、その理由のひとつは、年をとると記憶力が衰えるという俗説が蔓延(はびこ)っているからです。実は、度忘れの頻度は大人も子供も一緒ですが、子供は思い出せなくても気にしません。もうひとつは、大人になると時間が経つのが早く感じられるという心理現象の影響です。同じ“最近”が、子供には3日前くらいのことでも、大人にとっては半年前も最近ですよね。そして大人は半年間の度忘れの総数を考慮して、増えていると感じ、ショックを受けるのです」

 大人になったから、年をとったからといって、記憶力が落ちるわけではないというのだ。さらに、もうひとつ興味深いエピソードが――。最新の知見にもとづく海馬の活性法をお届けする。(「週刊新潮」2016年10月13日号掲載) 本文:5,806文字 写真:3枚

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「週刊新潮」2016年10月13日号 

最終更新:10/4(木) 17:01
記事提供期間:2018/10/4(木)~2019/6/1(土)
デイリー新潮