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出雲駅伝展望 連覇を狙う東海大と箱根王者・青山学院大の争いか

10/6(土) 19:21配信

ベースボール・マガジン社WEB

 10月8日、学生駅伝の開幕戦ともいえる出雲全日本選抜大学駅伝競走(出雲駅伝)が、島根県出雲市で開催される。
 大学駅伝ではこの出雲駅伝と、11月に行われる全日本大学駅伝、そして1月2、3日に関東学連に所属する大学で行われる箱根駅伝の三つの大会が“三大駅伝”と呼ばれ、すべて勝つと三冠と称されるが、出雲駅伝を制して三冠への挑戦権を手にするのはどのチームか。

 出雲駅伝は三大駅伝のなかでも最も距離が短く、スピード駅伝とも言われる。前回は現3年生にタレントをそろえた東海大が、16年度の三冠王者・青山学院大を抑えて10年ぶり4度目の頂点に立った。
 今回も東海大と青山学院大が勝負の中心となりそうだ。
 連覇を狙う東海大は【4年】湊谷春紀、湯澤舜、【3年】鬼塚翔太、郡司陽大、關颯人、館澤亨次、西川雄一朗、中島怜利、高田凜太郎、【1年】須崎乃亥というエントリー。關、鬼塚、館澤の3年生3人がチームの軸となる。一方で主力では三上嵩斗(4年)、阪口竜平(3年)が外れた。
 アジア大会1500m代表の館澤はここまで順調で、距離の短い出雲駅伝では強さがより引き立つだろう。エース格の關はシーズン前半にケガがあり出遅れたが夏前には回復。9月23日の故障明け最初の記録会では5000m13分53秒46で走り復調をアピールした。鬼塚は夏前までは順調にきていたが、9月上旬の日本インカレはエントリーしていたものの回避した。關、鬼塚の状態が勝負のカギを握りそうだ。
 昨季、箱根駅伝で4連覇を達成した青山学院大は【4年】梶谷瑠哉、橋詰大慧、森田歩希、生方敦也、【3年】鈴木塁人、竹石尚人、【2年】神林勇太、吉田圭太、【1年】飯田貴之、湯原慶吾というエントリー。大エースと呼べる存在はいないかもしれないが、全選手のレベルが高く穴のない布陣だ。
 主力でメンバーから外れたのは箱根駅伝6区山下りで驚異的な強さを誇る小野田勇次、昨季の箱根駅伝でMVPに当たる金栗杯を受賞した林奎介(共に4年)だが、故障ではなく、チームの戦略上のこと。層の厚さが伺える。
 軸となるのは昨季の箱根駅伝でエース区間の2区で区間賞を獲得した森田、今季5000mで日本人学生トップの13分37秒75をマークしている橋詰、そして来季のエース候補の鈴木の3人。この3人が主要区間を担うことになるだろう。

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