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「テレビの心霊写真」は私が作った!ギャラは1枚2万円から!

10/7(日) 20:03配信

SmartFLASH

 噂の心霊スポットで写真を撮ると、そこには自殺した老婆の霊が……。女性タレントは悲鳴を上げ、男性司会者は慌てて撮影を打ち切らせるーー。

 視聴者の背筋を凍らせる「心霊番組」。この夏も、各局で相次いで特別番組が放送された。

「この世に心霊なんていませんよ。なぜなら、番組で使われている写真や映像は、すべて私たちが作っているんですから(笑)」

 そう話すのは、映像企画制作会社を経営するU氏。心霊写真を提供した番組数は、誰もが知る有名番組を含む50以上。大手レンタルビデオチェーンにも、自社レーベルの心霊・ホラービデオのコーナーがある、業界の有力者だ。

「今まで500カ所以上の心霊スポットを訪れました。しかし、一度もそういった現象に遭遇したことはありません。先週の撮影もそう。霊媒師さんが、『あそこに黒い影が!』と叫び、我々はカメラを向けるわけですよ。だけど何も見えないし、映らない。それだと怖さが出ないので、画像を加工するのです」

 霊媒師なんて、誰でもなれるとU氏は言う。

「過去に弊社も、ある売れない役者を霊媒師に仕立て上げたことがあるんです。アイドルを心霊スポットに連れていってもらい、『あそこに女が!』と叫ばせたり、霊に憑依されてもらったり(笑)。

 最初は『演じるってやっぱ楽しいですね』なんてノリノリだったんですが、ほどなく辞めてしまいました。霊ではなく、罪悪感に取り憑かれたようです(笑)」

 現在では、U氏の会社は心霊映像制作がメインだが、映像の中に静止画像を差し込むなど、作り方は、心霊写真と基本的に変わらない。

「1980~1990年代のブームのときは、大変でした。画像を切り抜いて、重ねて、その上から写真を撮る超アナログ作業。現場に直接仕込むケースもありました。いまは、心霊写真1枚作るのに要する時間は、わずか数十分ですよ」

 では、心霊写真はどのようにして作られるのか。

「心霊写真を作るうえで重要なのは、“自然な合成” と “エピソード” です。素材は、ネット上の適当な写真を拾って、誰だかわからないように加工して使うこともありますが、弊社の場合は、心霊の役となるおばあさんを連れてきて、貸しスタジオで撮影することが多いですね」

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最終更新:10/8(月) 16:23
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