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ZOZO前沢氏 働くなんて「余暇活動」でいい、ボーナスはみんな同じ

10/8(月) 0:10配信

NIKKEI STYLE

 ファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するZOZO(旧スタートトゥデイ)社長の前沢友作氏。女優の剛力彩芽さんとの交際報道、自動採寸用「ゾゾスーツ」の配布、スペースXによる月旅行など、公私で次々と話題を提供している。消費市場が伸び悩むなか、独自の働き方を貫きながら、同社を成長軌道に乗せたが、その根底にある思いとは――。2016年4月に公開した記事で振り返る(社名ほか内容は取材時のもの)。
 ※前編「『暗い顔したサラリーマンは嫌 バンド活動しながら始めたビジネス」は記事下の【関連記事】からお読みいただけます

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 こんなにモノが売れない時代に、洋服を売って会社を成長させているなんてすごいですね、と言われます。僕自身は、「売り上げを伸ばそう」とか「利益をあげよう」とか、思ったことはありません。それよりも、楽しみながら働ける会社をつくりたい。

 多くの人は「稼ぐため」に会社に入り、働くと思っているでしょう。僕は、その考え方自体が、根本的に間違っていると思うんです。

 働くなんて、一種の”余暇活動”でいい。人生を楽しむため、好きなことをするために会社に入るのが本来のあり方。極端なことを言えば、嫌いなことは、一切、やらなくてもいいとさえ思います。

 どうせ買うなら、誰だって、楽しそうな人から買いたいでしょう。はやっている店ほど、働いている人も楽しそうだと思いませんか?

 これは、路面店でもインターネットのサイトでも、同じことだと思います。

■A4の紙1枚が100ページのカタログへ

 会社を設立したのは1998年のこと。最初の頃は、僕が気に入った洋楽のCDやレコードを海外から買い付け、販売していました。それ以前は、自宅の6畳一間を倉庫にして、買い付けも商品の発送も自分ひとりでやっていましたが、会社設立と同時に東京都江戸川区に小さな事務所を借り、友だちの何人かに仕事を手伝ってもらうようになりました。

 バンド活動と並行してやっていた当時は、ファンがお客さんだったんです。それが口コミで広がって、そのうちに、見ず知らずの地方の人からも「欲しい」と連絡が入るようになりました。

 当時、僕が輸入したCDやレコードはどこでも簡単に手に入るようなものではありませんでしたから、お客さんも喜んでくれました。だったらもっと集めようかと思いながらやっているうちに最初はA4判の紙1枚しかなかった商品リストが、いつの間にか、100ページくらいのカタログ冊子になっていました。

 売れれば楽しいし、お客さんも喜んでくれるからますます楽しくなる。気がついたら、年商が1億円近くにもなっていました。

 それだけ売り上げをあげていても、会社としてはまったく体をなしていませんでした。肝心の社長である僕が全国ツアーを回っていて、マネジメントはほったらかし。それで、15人いたスタッフが一気に3人にまで減ってしまいました。

 社員の給料日もしょっちゅう忘れるくらいでしたから、当然ですよね。さすがに「このままじゃいけないな」と思い、就業時間を定めて、組織図を書きました。社長として目覚めたタイミングがいつかと聞かれれば、おそらく、その時でしょうね。

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最終更新:10/11(木) 11:43
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