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マイクロソフトの「Surface Go」は、仕事に使うならiPadよりいい

10/11(木) 12:20配信

WIRED.jp

マイクロソフトのタブレット端末「Surface Go」は、仕事での使いやすさを重視することで他社製品との差異化を図っている。『WIRED』UK版の編集部がテストしたところ、別売りとなる「タイプ・カバー」のキーボードさえあれば、仕事用にアップルの「iPad」を選ぶ理由はないかもしれないという。その使い勝手は実際どうだったのか。

動画編集や本格的なゲームには向かない

マイクロソフトにとって「Surface Go」は、iPadの同等品をつくろうという初めての試みではない。それどころか、iPadを意識した初めてのWindowsデヴァイスですらない。

しかし、失敗に終わった「Surface RT」や多数の類似品とは異なり、Surface GoはiPadの代替品として成功しそうな感じがある。遊びより仕事を重視した設計だが、どちらのタスクも難なくこなしてくれる。

長期休暇に持っていって、Netflixやゲーム「フォートナイト」といったお気に入りのアプリを楽しむことが目的なら、やはりiPadがおすすめだ。しかし、スプレッドシートや電子メール、あるいはほかの仕事用アプリを使うことのほうが重要であれば、Surface Goが第1候補になるだろう。

サイズ感はiPadと同等

「Windows 10(Sモード)」は、もともと2017年発売の「Surface Laptop」で導入されたものだが、むしろ安価で多用途なSurface Goに適しているように思える。Sモードを知らない人のために説明しておくと、1点を除いてWindows 10と同等である。

唯一異なる点は、「Microsoft Store」で購入したアプリしか使用できないこと。「Steam」や「Photoshop」などを使うのであれば、速度とバッテリー寿命を犠牲にしてでもWindows 10の完全版に無料アップグレードするしかない。

2012年10月に発売されたSurface RTのOS「Windows RT」は、控えめに言って悪夢のような存在だった。だがSモードは非常に実用的で、キーボード使用時に真価を発揮する。サムスンの「Galaxy Tab S4」などに搭載されているAndroidより、はるかに使い勝手がいい。

Microsoft Storeはアップルの「App Store」ほど充実していないが、「Spotify」「Facebook」「Instagram」など、多くの人が求める必須アプリはすべて揃っている。アマゾンの「Prime Video」などは提供されていないものの、人気アプリのほとんどはウェブアプリも用意しているので、ブラウザー「Edge」から容易にアクセスできる。

端的に言うとSurface Goは、従来のSurfaceシリーズをウルトラポータブル化したものだ。重量わずか552グラム、厚さ8.3mmで、画面も10インチとコンパクトである。標準的なiPadの9.7インチモデルとほとんど変わらない。

誰もが注目するタブレットとは言えないが、何を優先しているかは角度調節可能なスタンドを見れば明らかだ。Surface Goは、仕事での利用を想定している。別売りキーボード「Surface Goタイプ・カバー」を取りつければ、さらに仕事がはかどるだろう(価格は12,744円)。

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最終更新:10/11(木) 12:20
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