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自転車通勤する人の比率は、都市インフラが変われば急増する

10/12(金) 8:12配信

WIRED.jp

通勤に主に自転車を利用している人は、米国では全体のわずか0.57パーセントにすぎない。だが、都市によっては平均よりはるかに普及率が高いところもある。自転車通勤がブームになりつつあるとはいえ、盛り上がりの程度は街によって大きく異なるのだ。

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自転車利用の促進を掲げる非営利組織「米国自転車利用者連盟」は、米国勢調査局が毎年実施する米国コミュニティ調査(American Community Survey=ACS)で示された通勤手段の数字に注目している。というのも、自転車好きにとっては見逃せない、ある質問を毎年尋ねているのだ。「当該の人物は先週、どの通勤手段を主に利用しましたか?」

米国自転車利用者連盟は5年前から行っているように、2017年の回答も都市別に分析した。その結果、別の疑問にも答えを出した。自転車通勤ブームは米国のどこで起きているのだろう?という疑問だ。

この調査には欠点もある。ACSのデータには、趣味でサイクリングを楽しむ人や、買い物のときに自転車に乗る人はカウントされていないのだ(ちなみに17年、自転車シェアサーヴィスの利用者数は劇的に増加した)。

バス停や駅まで自転車に乗る人は、バスや電車といった公共交通手段だけを通勤手段として報告するだろう。また、毎日ではなく週に1~2回だけ自転車通勤する人も含まれない。それに回答日の前週に限った質問なので、季節限定で自転車通勤をして、酷暑の夏や凍える冬は避ける人も数値から漏れてしまうだろう(国勢調査局は、通年で約350万人の米国民に回答を依頼している)。

それはともかく、17年の自転車通勤者の割合はACSを見る限りでは、実は前年比で4.7パーセント減少している。米国の通勤者のうち、主に自転車で職場に向かう人は全体の1パーセントにも満たない。一方で、米国の大都市トップ70のうち84パーセントでは、過去12年間に自転車通勤者が増加傾向にある。

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最終更新:10/12(金) 8:12
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