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アヴリル・ラヴィーン。ライム病との闘いと、復活への道のり。

10/12(金) 12:39配信

VOGUE JAPAN

5年ぶりとなるオリジナル・ソング『Head Above Water』で復活し、9月にTV番組「ジミー・キンメル・ライブ」にも登場したアヴリル・ラヴィーン。2014年よりライム病と戦ってきた彼女の復活への道のりをD姐が追う。

アヴリル・ラヴィーンが明かす。ライム病と曲『Head Above Water』について。

「死を覚悟した」

この数年間、表舞台から遠ざかっていたアヴリル・ラヴィーンの最後のテレビ出演は2015年、アルバム発売は2013年だった。つまり今回の復活まで、かつてジャスティン・ビーバーが「音楽活動からの引退」を宣言してからカムバックするまでの1年8ヶ月より長い期間がかかったことになる。

彼女が2014年末から音楽活動の休止を余儀無くされていたのは、ライム病という伝染病との闘病によるもので、新曲にはまさにこの病気との闘いで「死を覚悟した」という究極の感情が込められている。

久々のテレビ出演パフォーマンスとなったのは、人気トーク番組「ジミー・キンメル・ライブ」。真っ白いロングドレス姿のアヴリルは女神のようなオーラを醸し出しながら、以前より増した歌唱力でバラード・アンセム『Head Above Water』を力強く歌い上げ、新しい歌姫アヴリルの誕生を祝うかのような圧巻のパフォーマンスを見せつけた。

ライム病の症状とは!?

カナダ出身のアヴリルは、2002年に17歳でデビュー。ファーストアルバム『Let Go』は全米1位となり、キュートなルックスにボーイッシュなアティチュードというギャップ萌えで全世界を席巻、ポップ・パンク界の歌姫として君臨し、特にセカンドアルバム『Under My Skin』やサードアルバム『The Best Damn Thing』は、日本でもアルバムセールス総合1位を獲得する大ヒットとなった。

突然の病魔が襲ったのは、2013年にリリースされた5枚目のアルバム『Avril Lavigne』の発売後の世界ツアーが終わった2014年10月、1ヶ月ほどインフルエンザのような症状が続いたという。なかなか治らずに繰り返す高熱や倦怠感、体の痛みに悩まされ、「文字通りにあらゆるトップレベルの医者たち」の元を訪問したが、「精神的なもの」「ダルいだけでしょう。気分転換してみたら」といったことしか言われず、悪夢のような日々が続いたという。最終的にライム病と診断されるまで、2ヶ月以上もかかったことをインタビューで語っている。

国立感染症研究所によれば、ライム病は「野生のマダニ(マダニ属マダニ)によって媒介される人獣共通の細菌(スピロヘータ)による感染症で、欧米では現在でも年間数万人のライム病患者が発生し、さらにその報告数も年々増加していることから、社会的にも重大な問題となっている」もの。患者の多くがその肉体的・精神的な辛さに苦しみ、アヴリルの場合は約5ヶ月も寝たきりの状態が続いたという。

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最終更新:10/12(金) 12:39
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