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王者・西武に死角はあるか。斉藤和巳が語るCS「下剋上への秘策」

10/12(金) 15:30配信

webスポルティーバ

<いよいよ始まるクライマックスシリーズ(CS)。パ・リーグのCSファーストステージはヤフオクドームでシーズン2位のソフトバンクと3位の日本ハムが対戦。その勝者がメットライフドームでパ・リーグの覇者・西武と対戦する。2011年以降、シーズン優勝チームがCSを制しているパ・リーグだが、今年も順当に西武が勝利するのか。それとも下剋上は起きるのか。現役時代にプレーオフを経験した解説者の斉藤和巳氏にパ・リーグCSを解説してもらった>

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 ファーストステージが最大3試合、ファイナルステージが6試合と考えると、クライマックスシリーズ(CS)のカギはやはり投手陣が握っていると見ています。

 シーズンでは3位の日本ハムが13勝12敗と勝ち越していますが、対戦成績がほぼ互角と判断すると、ファーストステージはやはり2位のソフトバンクに分があるように思います。

 第一に投手陣の豊富さです。一部報道ではミランダが初戦を任されるのではないかと言われていますが、彼を含め千賀滉大、東浜巨(なお)、バンデンハークと頭数は揃っている。

 しかも、右の武田翔太と左の大竹耕太郎は、シーズン終盤にリリーフで数試合投げさせている。そうなると、ファーストステージではロングリリーフ要因として待機させ、ファイナルステージでどちらかを先発させる算段がすでについていることになります。

 短期決戦において、先発陣が早々に降板した際のことを想定するならば、このプランニングがうまく機能すれば大きい。ロングリリーフをこなせる石川柊太(しゅうた)はシーズン終盤に打ち込まれるシーンもありましたし、加治屋蓮もリーグ最多の72試合でに投げたとはいえ、防御率3点台と心もとない。抑えの森唯斗(ゆいと)までつなぐためには、やはり大竹と武田の存在は重要なのではないかと考えています。

 日本ハムはチーム防御率こそCS出場チームのなかでトップの3.77を記録していますが、やはりソフトバンクと比べると層の薄さは否めません。

 ファーストステージの2戦目までは、リーグ防御率上位で2ケタ勝利を挙げている上沢直之とマルチネスを先発させるでしょうが、ふたりとも3点台と抜群の安定感を誇っているわけではない。

 ただ上沢は、ソフトバンク戦は4勝2敗、防御率2.20と相性がいいですし、マルチネスも1勝2敗と負け越していますが、防御率は1.86と安定している。チームとしては、できれば連勝でファイナルステージに進みたいと考えているはずです。

 というのも、日本ハムの先発は3枚目以降が薄い印象があります。シーズンの流れでいくと、3戦目は有原航平か加藤貴之が投げると思われますが、有原は9月15日から投げていないこともあり不安がある。そうなると、ファーストステージはロングリリーフを視野に入れているかもしれない。

 そのあたりの戦略を、栗山(英樹)監督は考えているはず。先発ができるだけ長いイニングを投げ、抑えの石川直也までつなぐことができれば、勝機は見えてくるでしょう。

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最終更新:10/12(金) 15:30
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