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「僕はうつ病だった…」 元マンUのいぶし銀戦士が10年前のCL決勝後の壮絶な日々を激白

10/12(金) 6:04配信

SOCCER DIGEST Web

キャリア最大の敗戦を喫した後…

イングランド・サッカー界で功績を残してきた名手が、プロキャリアの終焉を迎えてから7か月、現役時代の壮絶な過去を告白して話題となっている。

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 驚きの事実を明かしたのは、現地時間10月9日に英紙『Times』のインタビューに応じた元イングランド代表MFマイケル・キャリックだ。

 1999年にウェストハムでトップチームデビューを飾ってから今年3月に引退するまでの19年間で、トッテナムやマンチェスター・ユナイテッドでプレー。派手さはないものの、気の利いたポジショニングやパスを駆使し、「縁の下の力持ち」として活躍したいぶし銀プレーヤーだった。

 現在はジョゼ・モウリーニョの参謀役としてマンチェスター・Uのアシスタントコーチを務めているキャリックは『Times』のインタビューで、キャリアの絶頂期を築こうとしていた2008-09シーズンにうつ病を患っていたことを明かした。

 同インタビューによれば、引き金となったのは、シーズンを締めくくる大一番、バルセロナとのチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝だった。

 前年度にもCL制覇を成し遂げていたマンチェスター・Uは、まさに最強という名にふさわしい陣容が揃っていた。

 クリスチアーノ・ロナウド(現ユベントス)、ウェイン・ルーニー(現DCユナイテッド)、カルロス・テベス(ボカ・ジュニオルス)といった攻撃陣に加え、守備陣もリオ・ファーディナンド、ネマニャ・ヴィディッチ、エドウィン・ファン・デルサルが居並ぶ鉄壁の布陣……。

 しかもチームを率いていたのは、百戦錬磨の名将アレックス・ファーガソンとあって、欧州連覇も夢ではないとされていた。

 しかしローマで迎えた決勝で、彼らを待っていたのは大きな失望だった。ジョゼップ・グアルディオラが率いて1年目のバルセロナに手も足も出ず、サミュエル・エトーとリオネル・メッシにゴールを許し、0-2と完敗を喫したのだ。

 この試合にボランチの一角として先発出場したキャリックは、エトーの先制点の場面でパスミスを犯し、責任を痛感。それから約2年もの間、底知れない意欲の低下に苛まれ続けたという。

「あのゴールの後、僕はひどく打ちのめされてしまった。キャリアの中で最大の低迷だったし、なぜ負けたのかが分からず、自問自答したよ。『どうしてあんなことをしてしまったんだ』とね。それからは、ずっと心の中で雪が降っていたような感じで、タフな時が続いたんだ。

 日増しに自分がひどく落ち込んでいるのがわかった。『ああ、これがうつ病なんだ』って思ったよ。1回限りのことじゃなかったから、そう感じたんだ。試合後に気分が悪くなったり、嫌な気持ちになることはあったけど、それまでは2日も経てば回復していた。だけど、あの時はずっと苦しめられたんだ……」

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最終更新:10/12(金) 6:08
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