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シュート決定率は驚愕の50%!! 湘南内定の中大ストライカーは小林悠、伊東純也に続く2部の星となるか?

10/12(金) 11:59配信

SOCCER DIGEST Web

得点ランキングでは独走状態。守備の意識も高いストライカー

 湘南ベルマーレの指揮を執る曺貴裁監督が“戦う姿勢”や“走力”を選手に強く求めることは周知の事実だろう。2012年に監督に就任してから湘南というチームにそのスタイルをしっかりと植え付けてきた。その中でポジションを問わず全選手が攻守において前向きに、アグレッシブにプレーし、チームは強度の高いパフォーマンスを発揮するわけだが、いわゆる“ストライカー”で鳴らしてきた選手にとってはそのタスクを遂行するのは簡単ではない。得点を取るという仕事に加え、前線から献身的に守備をすることも求められるからだ。「ストライカーがいれば、というのはある」と湘南の坂本紘司SDもこぼしており、このポジションで献身性があって得点も奪える選手は、クラブが喉から手が出るほど欲しい存在だった。
 
 とはいえ、Jの舞台でその両方のタスクをこなせる選手がいれば他のクラブも欲しがるだろうし、マネーゲームとなれば湘南はなかなか優位には立てない。そういう点を考慮すると、中小規模のクラブが到達する解は「即戦力になりえる大卒ルーキーを探し口説き落とす」だ。
 
 2019年の加入内定が既に発表されている中央大の大橋祐紀はまさにそういった存在である。
 
 現在、関東2部で首位を独走する中央大において、大橋は13試合に出場し17得点。2位に8点差を付けて他を圧倒しているのだ。とにかくボックス内で前を向けば確実にフィニッシュまで持ち込み、決定力も高い。今季放ったシュートは34本なので、2本に1本は決めているのだ。この数字だけでも、その凄みは十分に伝わると思うが、ストライカーとしての才に加え、前線からのチェイスを90分間怠らないのも彼の強みである。
 
 献身的に走って守備をし、かつ点も取る。チームメイトからすれば頭が下がるばかりだ。
 
「自分の一番の強みは推進力というか、前に行く力だとは思っています。守備もそうですし、もともと“守備から”というチームでやっていましたから。高校も堅守速攻で、根本的に前からプレスに行く意識があります」
 
 本人は自身のスタイルについてこう語るが、この言葉からも冒頭に述べた湘南のスタイルとも非常にマッチしていることが分かるだろう。
 
 今年の2月に行われたデンソーチャレンジカップでは関東選抜Aに選ばれ、翌月に行なわれた日韓大学定例戦ではMVPを獲得した。そしてリーグ戦でも圧倒的な存在感を発揮している。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで大学サッカー界にその名を轟かせているが、実は選抜に選ばれたのは今回が初めてのこと。平坦な道を歩んできたわけではない。
 

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最終更新:10/12(金) 11:59
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