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「真面目が正義」「概念変えた」 長友佑都が語る“キャプテン”長谷部誠の偉大さ

10/12(金) 12:05配信

Football ZONE web

コスタリカ戦でキャプテンマークを巻いた青山に代わり、パナマ戦は吉田が新主将に

 日本代表は12日、森保体制2試合目となるキリンチャレンジカップ・パナマ戦(デンカビッグスワンスタジアム/19時35分)に挑む。前日会見でロシア・ワールドカップ(W杯)後初招集となるDF吉田麻也(サウサンプトン)にキャプテンを託されることが明かされたが、代表で長年にわたって共闘してきたDF長友佑都(ガラタサライ)は「長谷部さんの後のキャプテンは大変でしょうけど」とサポートしていくことを誓った。

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 日本代表史上3度目のベスト16に入ったロシアW杯後、2010年の南アフリカW杯直前から歴代最長の8年にわたってキャプテンを務めたMF長谷部誠(フランクフルト)が、代表引退を発表。森保ジャパン初陣となった9月のコスタリカ戦(3-0)は森保一監督のサンフレッチェ広島時代の愛弟子であるMF青山敏弘(広島)が腕章を巻いたが、10月シリーズでは新体制初招集となる吉田が指名された。森保監督は記者会見で選考理由を明かしている。

「彼はご存知の通り、日本代表の中でもトップクラスの経験の持ち主であり、世界のトップチームで戦っている。自分自身が向上心を持って日々のピッチから全力を尽くすこと、チームの中でチームを機能させるために周りとのコミュニケーションを取ってくれるというのを見て決めました」

 キャプテン指名を受ける2日前の9日、取材対応した吉田は「アオくん(青山)は十分監督のサッカーを理解していて、Jリーグで経験がある選手。すごくキャプテンシーも強いので最適な人材かと思います」と話しつつ、「ポジション的にも立場的にも引っ張っていかないといけないことは重々承知している」と、肩書きにかかわらずリーダーシップをとっていくことを誓っていた。実際、今回最年少のDF冨安健洋(シント=トロイデン)によれば、「サッカーだけでなく、いろいろなことを吉田さんを中心に話している」という。

偉大な長谷部の後のキャプテンの重責を長友も配慮 「なかなか大変でしょうけどね」

 一方で、コスタリカ戦の青山しかり、“長谷部の後のキャプテン”というのは、周囲が思っている以上のプレッシャーがあるようだ。長年、吉田と代表で共闘してきた長友は吉田の胸中をこう察する。

「長谷部さんの後のキャプテンはなかなか大変でしょうけどね。キャプテンの概念を長谷部さんが変えた気がするので。とにかく整って(笑)、『真面目が全て、正義だ』というような概念を作った」

 遡ること3カ月、ロシアW杯ベスト16敗退の翌日、長谷部の代表引退について聞かれた吉田が、「どうあがいても長谷部誠にはなれない」と言葉を詰まらせながら涙を流したことは記憶に新しい。ただ、長友は「吉田は吉田」と自身のスタンスを貫くべきだとエールを送る。

「キャプテンということで背負いすぎたりする部分もあると思う。キャプテンが長谷部さんだったから、ああいうキャプテン像を自分も作っていこう、と。その真面目さが彼にあるのかはハテナマークですけど(笑)、彼なりのキャプテンシーを出してもらって、僕なりにサポートしていきたい。ユーモアな部分もあるし、おちゃらけた部分は残して、僕らがキャラを引き出したい」

 長友らのサポートを得て、吉田がどのようなキャプテン像を作り上げていくかも森保ジャパンの一つの見どころになりそうだ。

Football ZONE web編集部・小田智史 / Tomofumi Oda

最終更新:10/12(金) 13:18
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