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駒大が予選で見せた強さの片鱗。箱根の優勝争いに加わる可能性は高い

10/15(月) 7:20配信

webスポルティーバ

 今年もやってきた駅伝シーズン。10月13日に行なわれた箱根駅伝予選会は、これまでの20kmからハーフマラソンの21.0975kmに変わった最初の大会となった。

出雲駅伝で王者の走りを見せた青山学院大

 各大学12名が出場し、上位10名の合計タイムで順位が決まる。上位11大学が年始の箱根駅伝出場を獲得する。

 そこで、その強さを見せつけたのは駒澤大学だった。前回の箱根駅伝は、大黒柱・工藤有生に脚の不安があったのも影響し、まさかの12位で9年ぶりにシード権を落とし、再建を迫られている状況にある。

 大八木弘明監督は、予選会をこう振り返る。

「フリーで行かせたのは片西景(4年/前回箱根1区3位)と伊勢翔吾(4年/以下同10区4位)、山下一貴(3年/2区13位)と加藤淳(2年)の4人ですが、みんな期待通りに走ってくれました。他にも中村大聖(3年)と堀合大輔(4年/9区2位)も行かせてもよかったんですが、堀合は1週間前に体調を崩したこともあって、安全運転で行かせました」

 フリーで行った4人は、最初の5kmを14分30秒台で入った。エースの片西はそこからさらに上がったペースにも対応して先頭集団で走り、1位になったレダマ・キサイサ(桜美林大3年)が飛び出してからも2位集団につけて、15kmを43分38秒で通過。

 その後、1時間01分22秒で日本人トップになった塩尻和也(順天堂大4年)には離されたものの、3位集団の中で粘ってライモイ・ヴィンセント(国士舘大1年)やドミニク・ニャイロ(山梨学院大4年)と競り合う形でゴール。1時間01分50秒で日本人2位、全体5位でゴールした。

 ほかの3人も15kmを44分台で通過し、伊勢は1時間02分38秒で11位、山下は1時間02分46秒で13位、加藤は1時間03分12秒で19位という結果になった。

 一方、残りの8人は最初の5kmを14分56~57秒で入り、15kmは45分10秒弱で通過。ひとりペースが落ちたが、7人が20kmを1時間00分弱で通過。前から少し落ちてきた加藤を抜いた中村が1時間03分10秒で17位になったほか、チーム9番目の堀合までが1時間03分10秒台でゴールした。10番目の神戸駿介(2年)は1時間03分22秒で、チーム記録対象外の11番手の白頭徹也(4年)も1時間03分30秒で33位、チーム最下位での小原拓未が1時間03分57秒で全体60位という強さを見せた。

 上位10名の合計記録は、10時間29分58秒で2位の順大に7分差をつける圧勝。昨年までの20kmのレースと比較すると、片西の20km通過は、日本人1位の塩尻に30秒差をつけられたとはいえ、2年前の大会で、神奈川大の鈴木健吾が日本人トップでゴールしたときに出した58分43秒と同じだった。

 昨年までと同じ20kmで駒大の今大会のタイムを計算すると、その合計タイムは9時間58分18秒となり、09年に駒大が出していたこれまでの予選会最高記録の10時間03分39秒を大幅に上回るレベルの高さとなる。

「トップで通過をしなければいけないと思っていたので、予定通りです。結構みんないい練習が積めていたので、それが自信に変わったんじゃないですかね。前回の箱根が12位に終わった後は若いチームだったこともあって、なかなか成長してこなかったですが、去年いろんな経験をした3年生が4年になってからは、下級生たちを背中で引っ張るようになって、それにみんながついていった感じです。

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最終更新:10/15(月) 12:27
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