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「貴乃花親方」の「馳浩元文科相」訪問、やっぱりあった出馬の打診 相撲協会にプレッシャー狙いか

10/17(水) 8:01配信

デイリー新潮

 かつて、「2万%ない」と言いながら結局出馬した人もいたが、選挙とはそういうものである。ましてや、参議院議員選挙が行われるのは来年の7月。たとえ出馬の意志を持っていようと、現時点で表明することは決してあるまい。

 それにしても、この人の行動には毎度、度胆を抜かれる。日本相撲協会を退職した元貴乃花親方は、参院選への出馬を巡り、馳浩元文科相の仲介ですでに安倍総理とも極秘会談している――。10月3日発売の本誌(「週刊新潮」)10月11日号ではそんな具体的な情報もお伝えしたが、なんとその翌日、彼は議員会館の馳氏の事務所を電撃的に訪問し、世間をアッと言わせたのである。

 それだけではない。

 約1時間にも及んだ馳氏との会談の後、進んで政治部記者の囲み取材に応じてみせた元貴乃花親方。

「次、何の仕事をするか(考える)余裕をなくしておりますので」

 出馬が取り沙汰されていることについて問われ、そう答えた彼の顔には笑みが浮かんでいた。これまで相撲記者を相手に仏頂面で沈黙を貫いてきたのが嘘のような取材対応だったのだ。

 件の会談には、馳氏と元貴乃花親方の他、馳氏の後援会関係者と元貴乃花親方の後援会関係者も同席した。

「スタートは午後1時だったのですが、最初の15分くらいは馳さんの後援会に関する話をすることになっていたので、その間、貴乃花さんと彼の後援会関係者の方は議員会館の地下にある食堂で時間を潰していました。どうやらその時、最初にテレビ局の記者に見つかり、貴乃花さんが議員会館にいる、という情報が広まったようです。会談の最中、秘書が“外に記者が集まっています”と言いに来ていたそうです」(馳氏の後援会関係者)

“じゃあ親方、参議院出る?”

 会談の中身について馳氏は自らのブログでこう記している。

〈私が大変お世話になっている後援会の方が来訪。貴乃花親方も参加し、退任のご挨拶をいただく。「これからどうするの? 参議院議員選挙に出るとか報道されてるけど?」「勘弁してください。ありえません。今はまず、お世話になった方々に、こうして退任のご挨拶まわりをします。今後のことはまだ考えられないですね。残してきた8人の弟子たちのことが心配ですから。」と、静かに語る親方〉

 このやりとりだと馳氏が出馬を打診したことにはならないのだが、実際にはこんな会話があったという。

「馳さんが“じゃあ親方、参議院出る? 出たらいいんじゃない?”と聞いたら、親方は“いやー私はもう……ありませんから”と答えていたといいます」(先の馳氏の後援会関係者)

 会談の場で、馳氏は明確に出馬を打診していたのだ。そもそも、この日、元貴乃花親方が馳氏を訪ねたのは「引退の報告のため」だとされているが、それは“後付け”の理由に過ぎない。何しろ、この会談は元貴乃花親方の引退より前にセッティングされたものだったのである。

「人を通じて馳議員にアポをとったのは、9月上旬くらいでした」

 そう明かすのは、元貴乃花親方の後援会関係者。

「アポをとった理由は、親方が内閣府に提出し、その後、取り下げた告発状の内容などについて相談するためです。ところが、9月25日に親方は記者会見を開いて引退を表明してしまった。10月に入った頃、親方に電話して馳議員とのアポについてどうするか聞いたら、“行きます。引退のこともご報告したいので”と。で、予定通りに行くことになったのです」

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最終更新:10/17(水) 16:47
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