ここから本文です

穴馬候補は5頭。菊花賞で台頭する伏兵馬のパターンは決まっている

10/19(金) 6:08配信

webスポルティーバ

 3歳牡馬クラシック三冠の最後を飾るGI菊花賞(京都・芝3000m)が10月21日に開催される。

【写真】菊花賞の「穴馬」は血統でわかる

 皐月賞(中山・芝2000m)、日本ダービー(東京・芝2400m)という春の二冠と違って、菊花賞は3000mという多くの馬にとって未知の距離で行なわれる。その分、これまでも予想もしなかった穴馬が何度となく台頭している。

 過去10年を振り返っても、2008年に15番人気のフローテーションが2着、2010年には13番人気のビートブラックが3着に入線。さらに、2017年には10番人気のクリンチャーが2着、13番人気のポポカテペトルが3着に食い込んで、馬連や3連単などで高配当がしばしば生み出されている。

 また、今年は前哨戦のGII神戸新聞杯(9月23日/阪神・芝2400m)でも磐石の競馬で勝利を飾った、ダービー馬ワグネリアンが不在。波乱ムードが一段と高まっている。

 ということで、過去10年の結果を参考にして、今年のレースで大駆けしそうな”穴馬”候補をあぶり出してみたい。

 まずピックアップしたいのは、古馬混合の1000万下を勝っている馬だ。先述のビートブラックやポポカテペトルをはじめ、2009年に8番人気で金星を挙げたスリーロールス、2014年に7番人気3着に入ったゴールドアクターなど、このパターンの激走馬はたくさんいる。

 そして今年も、古馬混合の1000万下を制してこの舞台に挑んでくる馬が何頭かいる。なかでも、一発の匂いが漂うのは、アフリカンゴールドとグロンディオーズだ。

 ともに前走の1000万特別で歴戦の古馬たちを粉砕。アフリカンゴールドは兵庫特別(10月2日/阪神・芝2400m)で4馬身、グロンディーズは信濃川特別(8月4日/新潟・芝2000m)で3馬身の差を後続につける圧勝劇を演じた。

 過去の例を踏まえても、この2頭は穴馬候補としてかなりのオススメである。だが、今年はこの2頭以上に食指を動かされる馬がいる。

 グローリーヴェイズである。

 同馬は前走で、1000万下のさらにひとクラス上、1600万下のレースで古馬相手に勝利を飾っているからだ。

 春先はGIIIきさらぎ賞(2月4日/京都・芝1800m)で2着、GII京都新聞杯(5月5日/京都・芝2200m)で4着と、重賞戦線でも善戦してきたグローリーヴェイズ。休養明け初戦となった前走、1600万下特別の佐渡S(7月28日/新潟・芝2000m)では、古馬相手とあっても1番人気に支持されて、その人気に見事に応えた。

 今回は、そこからじっくり調整しての参戦。1600万下、いわゆる準オープンのレースをきっちり勝った実力があれば、1000万下の勝ち馬が台頭してきた歴史からして、十分に勝負になるはず。金星を期待したい1頭だ。

 続いて着目したのは、王道路線となる春のクラシックではパッとした成績を残せなかったものの、休み明けの菊花賞トライアルで好走し、再び上昇気配にある馬だ。

 例えば、2009年に6番人気で3着となったセイウンワンダー。同馬は、2歳時にGI朝日杯フューチュリティS(中山・芝1600m)を制し、皐月賞こそ3着と奮闘したが、ダービーでは13着と惨敗を喫した。

 結局、その結果が響いて、休養を挟んで臨んだ神戸新聞杯で3着と好走するも、菊花賞で再び人気が上がるようなことはなかった。

 前哨戦のGIIセントライト記念(中山・芝2200m)で2着に入ったあと、本番でも3着入線を果たした2011年のトーセンラーも似たようなタイプと言える。

 同馬は3番人気という評価を得ていたが、1番人気オルフェーヴル、2番人気ウインバリアシオンからは大きく水をあけられてのもの。前哨戦の好走よりも、皐月賞7着、ダービー11着という結果が影響して、そうした人気の差になったのだろう。

1/2ページ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Sportiva

集英社

スポルティーバ
10月31日(水)発売

定価 本体1,593円+税

フィギュア特集『羽生結弦 新世界を拓く』
■羽生結弦インタビュー
■トロント公開練習フォトギャラリー
■アイスショープレイバック

あなたにおすすめの記事