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史上最高の高水準かつ熾烈なJ1残留争い。「やばい」クラブはどこだ

10/19(金) 6:40配信

webスポルティーバ

 今季J1も残すところ、あと5節。優勝争いは、川崎フロンターレとサンフレッチェ広島の2クラブに絞られたと言っていいだろうが、残留争いは大混戦だ。これから先は毎節のように、どこかのスタジアムで悲喜こもごものドラマが繰り広げられる。

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 昨季までは単純に下位3クラブ、つまり、16位から18位のクラブがJ2へ自動降格となっていたが、今季は17、18位の下位2クラブのみが自動降格。そして、16位のクラブはJ1参入プレーオフへ回り、J2のいずれかのクラブ(リーグ戦3位から6位までのクラブのうち、トーナメント方式のプレーオフを勝ち上がった1クラブ)と対戦する。これに勝てばJ1残留、負ければJ2降格となる。

 つまり、昨季までは16位以下なら何位でも同じだったが、今季は16位に入っておけば、まだ自力で残留する可能性を残すことになる。

 さて、現在の順位(第29節終了時点)だが、18位にいるのは、勝ち点28のV・ファーレン長崎。W杯開催による中断明けからの10戦で1勝8敗1分けと、大きく後れを取ったことが響いている。

 かなり厳しい状況にあるのは間違いないが、言い換えれば、連敗を繰り返しながらも、16位の名古屋グランパスとは勝ち点3差、勝ち点で並ぶ14位の柏レイソル、15位のジュビロ磐田とも同5差。残留を争う他のクラブももたついているため、意外なほど差は開いていない。決して絶望的な状況ではないだろう。

 長崎と同じく自動降格圏の17位に沈んでいるのは、勝ち点30のサガン鳥栖。降格危機を脱するべく、今夏の移籍市場でFWフェルナンド・トーレスを筆頭に、FW豊田陽平、FW金崎夢生などを獲得したものの、劇的な効果は見られていない。

 とはいえ、最近10試合の成績は4勝3敗3分けと、それなりに安定。7連敗を喫するなど大きく低迷した前半戦に比べれば、はるかに調子は上向いている。このまま取れる勝ち点を確実に積み重ねていけば、道が開ける可能性は十分にある。

 安定傾向の鳥栖とは対照的に、波が激しいのが、勝ち点31で16位の名古屋だ。

 第15節終了時点では、18クラブ中、唯一のひと桁勝ち点(勝ち点9)で最下位に沈んでいたが、中断明けから一気に逆襲。第19節からの怒涛の7連勝で一時は11位まで順位を上げ、降格圏脱出はおろか、上位進出までうかがおうかという位置につけた。

 ところが、第26節で最下位の長崎に連勝を止められると、今度はそこから3連敗で降格圏に逆戻り。強いのか、弱いのか、何ともつかみどころがない。単純に戦力だけを見比べれば、問題なく残留できるはずだが、あまりに大きい浮き沈みは気になるところだ。

 名古屋同様に波が激しいのが、勝ち点36で12位のガンバ大阪。中断明けにいきなり連敗を喫するなど、第24節終了時点では、最下位の長崎と勝ち点で並ぶ17位に沈んでいたものの、その後、直近の5連勝で大きく巻き返した。

 しかし、その戦いぶりは盤石とは言い難く、名古屋と同じような歩みをたどらないとも限らない。順位のうえでは、降格危機を抜け出した感もあるが、予断を許さない状況にある。

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