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驚きのダイエット食「酢キャベツ」でやせやすい体に変身!

10/20(土) 6:00配信

ダイヤモンド・オンライン

 一晩眠っても疲れがとれない。頭がぼんやりしてやる気がでない。こんな体と心の疲れは「食」で予防・回復することが可能です。体の不調を正してくれる、そんな「滋養食」の数々を、新著『体と心の疲れが消えていく「滋養食」』を出版した医学博士の藤田紘一郎氏が紹介していきます。今回取り上げる滋養食は、「酢キャベツ」。食物繊維+酢のパワーが、やせやすい体を作るのです。

● 腸内の「デブ菌」が増えると 太りやすい体になる

 腸内細菌のなかで、もっとも数と種類が多いのが日和見菌です。

 日和見菌とは、その名の通り、善玉菌と悪玉菌の形勢を見て、有利なほうの味方をする菌たちのことです。

 日和見菌が腸内フローラのおよそ7割を占めます。そのため、腸内フローラをわずかでも善玉菌が優勢な状態にできれば、日和見菌がなだれを打って善玉菌に味方をするようになります。すると、腸内フローラはいっきに善玉化してくれるのです。

 また、人の体型を決めているのも、日和見菌であることがわかってきました。

 日和見菌には、「フィルミクテス門」というグループに属する細菌と、「バクテロイデス門」に属する細菌がいます。

 このうちフィルミクテス門のグループには、糖類を代謝する遺伝子の多い菌種が目立ちます。宿主が食事をすると、糖質を強くとり立てて、腸から吸収させるのです。その性質から、私は、フィルミクテス門のグループに属する菌たちのことを「デブ菌」と呼んでいます。

 デブ菌が腸内で優勢になると、食事制限をしても太りやすくなってしまいます。体内で消費されなかった糖質が、脂肪に変換され、体に蓄えられてしまうためです。

● 「デブ菌」と「ヤセ菌」は トレードオフの関係

 一方、バクテロイデス門に属する細菌たちは、デブ菌のように食べ物から糖質をしつこくとり出すことをしません。よって、この菌が優勢の腸では糖質の吸収率が低くなります。

 糖質がムダに体をめぐらず、脂肪に変換されることもなくなるので、やせやすい体質が築かれるのです。そこで私は、バクテロイデス門のグループを「ヤセ菌」と呼んでいます。

 デブ菌とヤセ菌は、トレードオフの関係にあります。デブ菌が増えればヤセ菌が減り、ヤセ菌が増えればデブ菌が減ります。両者ともに、腸内で勢力争いをしているのです。

 太っている人ほど疲れやすい――のは事実です。たっぷりとついたぜい肉が重いからだけではありません。原因はぜい肉の正体にあります。

 ぜい肉の正体は、エネルギー源として使われなかったブドウ糖や脂質が、脂肪細胞に蓄えられたもの。太っているということは、エネルギーの産生能力が低いことの証なのです。

 つまり、太っている人はエネルギー不足を起こしやすく、疲れやすいのです。

 しかも、肥満の体内では活性酸素が発生しやすくなっています。

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