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なぜ村田諒太は敗れたのか 完敗の裏にあった3つの誤算とは?「相手の方が上だった」

10/21(日) 20:03配信

THE ANSWER

試合を振り返り村田の敗因を探る

 ボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチが20日(日本時間21日)、米ラスベガスのパークシアターで行われた。正規王者・村田諒太(帝拳)は指名挑戦者で同級3位ロブ・ブラント(米国)と2度目の防衛戦に臨み、フルラウンド戦い抜いた末、0-3の判定負け。自身のキャリア2敗目を喫し、ベルトを失った。絶対的有利の前評判だったが、まさかの完敗。誤算はどこにあったのだろうか。

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 戦前の大方の予想は村田の「大差判定勝ち」。もしくは「終盤のKO勝ち」。ブラントはスピードと手数に優れるが、決定打に欠き、最終的にはじわじわとプレッシャーをかけ追い詰める村田が仕留めるだろうとの見方が多かった。しかし蓋を開けてみれば、フルラウンド打ち合っての判定負け。ジャッジ3人はそれぞれ118-110、119-109、119-109と大差をつけた。

 村田自身も、「『あ、負けたな』という感じ。今日はもう完敗ですね」と認めるしかない敗戦。いったい何が誤算だったのか。

 ブラントのスピード、手数の多さは1ラウンドから際立っていた。戦前の評判通りのファイトスタイルだが、そのクオリティが想定以上だった。「速かったですね。よく動くし」と村田も舌を巻くしかなかった。

 3ラウンド、4ラウンド、5ラウンドと村田も効果的なボディーブローを決めるシーンはあった。このボディーを積み重ねて、動きの落ちてきた後半一気に仕留める――。村田はそんな青写真を描いていたかもしれない。ここに第2の誤算があった。

「もっと落ちてくれるかなと思ったら落ちなかったので、よく練習してるんだろうなと思いました。ボディーは当たって効いているときもあったと思いますけど、それ以上に相手の方がインテリジェンスという面で上だったかな」

 タフさも想像以上。5ラウンドには一度、コーナーに追い詰め畳みかけるチャンスはあったが、以降もブラントの動きは落ちなかった。10点差をつけたジャッジ2人が村田にポイントをつけたのはこのラウンドだけだった。

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最終更新:10/22(月) 7:33
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