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MT-07とZ650、どっちが買い?!

10/23(火) 20:00配信

WEBヤングマシン

2018 NEW NAKED TEST

人気のMTシリーズとライバルを比較試乗する当コーナー。今回のカードは、手頃かつパワフルな600cc+αの排気量を持つ2台だ。同じ並列2気筒を積み、価格帯も同等とあって、ガチ対決が予想されるが、果たして!?

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〈テスター:丸山浩(写真右)ご存じ国際ライダーにして本誌メインテスター。MT-07はサーキット走行も体験済み。先日、知人のビギナー女性ライダーに07を推薦したばかりだ/まとめ:沼尾宏明(写真左)ユーラシア大陸横断が趣味のフリーライター。Z650と従来型MT-07は、以前試乗した時からお気に入り。初試乗の新型07に興味津々でライドした〉

ともに従順だが、よりMTは鋭く、Zは気軽

扱いやすいビッグバイクと言えば、ひと昔前は600ccが主流だったが、現在ではモアパワーを求め、排気量をチョイ乗せしたクラスが人気だ。中でもMT-07は、’14年の登場以来、高い人気を維持し続けている。’18年型では、より力強いイメージのヘッドライトでMTシリーズの共通性を強調しつつ、バネレートと減衰力を高めた前後サスペンションを採用。一段とスポーティな領域を拡大した。

またがると、引き締まったサスと着座面を拡大したシート幅により、若干腰高になった印象。とはいえ、両足親指の付け根がしっかり着くので、足着きは悪くない。エンジンは、発進や低速時のレスポンスが滑らか。4000~8000rpmの幅広い回転域でリニアにトルクが発生する。加えて、圧倒的に軽い183kgの車体と素直なハンドリング、大きなステアリング切れ角により、街中を機敏に駆け抜けることが可能だ。

〈MT-07(YAMAHA/税込価格:78万6240円)MT-09に続く新生MTシリーズ第2弾として、’14 年に発売。新開発の270度クランク並列2気筒を搭載し、扱いやすくもパワフルな走りと低価格でベストセラーを記録した。’18年型で外装やサスなどを変更〉

さらに回転を上げていくとキャラクターが変化していくのが面白い。8000rpm以降ではギュンと伸び上がり、パワーが炸裂。この二面性が大きな魅力となっており、ビギナーもベテランも満足できる所以だ。一方のZ650も扱いやすさでは負けていない。カワサキ伝統の「Z」と言えば、直4を連想するが、このモデルは並列2気筒を搭載。滑らかなMTに対し、中低速域のパルス感とトルクが濃厚だ。サスもしなやかによく動き、やわらかい乗り心地がMTと対照的。ハンドルが近く、コンパクトなライポジと抜群の足着き性も相まって、街乗りでのラクチンさに秀でている。また、クラッチの操作感を軽くするアシスト&スリッパークラッチも威力を発揮。車重はMTより4kg重いが、走りは軽快で、とにかく疲れにくいのだ。

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最終更新:10/23(火) 20:00
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