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連絡は紙!親が困惑する小学校アナログ事情

10/24(水) 6:20配信

東洋経済オンライン

新聞記者を辞めた後、会社員と女性活躍に関する発信活動、さらに大学院生と3足のわらじを履きながらバリバリ働いてきた中野円佳さん。ところが2017年、夫の海外転勤により、思いがけず縁遠かった専業主婦生活にどっぷり浸かることに。そこから見えてきた「専業主婦」という存在、そして「専業主婦前提社会」の実態とそれへの疑問を問い掛けます。

■連絡手段が紙ベース

 「子どもが小学生になって保育園時代より両立はラクでは? と言われるけど、むしろ大変!  ずっと大変!」

前回記事で、子どもが小学校に上がった共働きの親たちがそう嘆く背景や理由について紹介した。至れり尽くせりだった保育園と違い、小学校にあがった途端、子どもの宿題やら放課後の居場所やらのフォローでてんてこ舞いになる親は多い。今回の記事ではさらに踏みこんで、親たちを困惑させる「学校の仕組み」について迫ってみたい。

 親の負担感を増大させるのが、学校によっては非常に「前時代的な仕組み」が残っていることだ。たとえば学校からの連絡。紙ベースまたは口頭での連絡のみ(それを子どもが連絡帳に書いてくる、もしくは覚えてきて親に伝える)など、複雑かつ煩雑なのだ。家中に学校からのプリントが散らばっていて、頭を抱えているという親も少なくない。

・持ち物やイベントの告知がいろいろなプリントにバラバラに書かれていて、見つけにくい。保護者会や家庭訪問の日時の連絡が1週間前とギリギリ
・学校からの連絡のプリントの多さ、情報が多い割に整理されておらず違う内容が複数のプリントで届くなど、とにかく把握と整理だけでも大変
・プリントやお知らせの確認、管理、対応。逆に何のお知らせもなく、子供に伝えて終わることも
 紙ベースなのは学校からのお知らせだけではない。千葉県の公立校に息子を通わせる女性が入学時に驚いたのは、家庭から学校への主たる連絡手段が「連絡帳」であること。電話は原則NGで、たとえば病気で休まないといけないとき、近くに住んでいる同級生などに連絡事項を書いた連絡帳を持って行ってもらわないといけない。

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