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豪華絢爛の天皇賞・秋。人気の盲点となる3頭が身も心も温めてくれる

10/25(木) 6:05配信

webスポルティーバ

 10月28日に行なわれるGI天皇賞・秋(東京・芝2000m)は、今年もすごい面々が顔をそろえた。

【写真】東京・芝2000mに向く馬は?

 まずは、昨年のGI皐月賞(中山・芝2000m)を勝ったアルアイン(牡4歳)、GI日本ダービー(東京・芝2400m)を制したレイデオロ(牡4歳)、そしてGI菊花賞(京都・芝3000m)を快勝したキセキ(牡4歳)と、前年のクラシック覇者が勢ぞろい。

 加えて、昨年のダービー2着馬で、今年のGI大阪杯(4月1日/阪神・芝2000m)で戴冠を遂げたスワーヴリチャード(牡4歳)に、一昨年のダービー馬マカヒキ(牡5歳)、さらに今年のGI宝塚記念(6月24日/阪神・芝2200m)の勝ち馬ミッキーロケット(牡5歳)など、タイトルホルダーがズラリと名を連ね、その豪華メンバーの激突が大いに注目されている。

 これだけのメンバーがそろうと目移りして、馬券検討においては悩ましい限りだが、こうしたレースにおいては、通常なら上位人気を争うような実績馬が、下位人気にとどまることが結構ある。つまり、うまく人気の盲点をつけば、オイシイ馬券をゲットできるわけだ。

 過去のレースを振り返っても、GIジャパンカップ(東京・芝2400m)を勝っているスクリーンヒーロー(2009年、7番人気で2着)や、ダービー馬のエイシンフラッシュ(2012年、5番人気で1着)、海外GIの覇者リアルスティール(2016年、7番人気で2着)などの実績馬が、人気を落として好配当をもたらしている。

 今年も、狙い目となるのはそういうタイプ。実績とは裏腹の低評価を受けて、レースではそれに反発して台頭する馬だ。そこで、過去10年の結果を参考にして、そんな”実績のある穴馬”を探し出してみたい。

 そうした”穴馬”のパターンで目立つのは、不振続きながら休み明けで激走するケースだ。

 前述のスクリーンヒーローやリアルスティール、さらに2011年に6番人気で3着となったペルーサらは、そのいい例となる。

 スクリーンヒーローとリアルスティールはGI勝ちがあり、ペルーサも前年の天皇賞・秋で2着と好走しているが、やや勝ち星から遠ざかっていたり、直前のレースで惨敗を喫していたりして、人気を落としていた。それこそ、好メンバーが集ったゆえ、そのあおりを受けたとも言える。

 だが、もともとトップレベルで結果を出してきた実力馬たち。休養中に立て直しを図って、本番では本来の力を発揮して勝ち負けを争った。

 今年、同様のパターンで面白そうなのは、ヴィブロス(牝5歳)だ。

 3歳秋にGI秋華賞(京都・芝2000m)を勝って、昨年の4歳春にもドバイターフ(UAE・芝1800m)で海外GIを制した実力馬だが、その後は5戦して未勝利。1番人気に推されたGIエリザベス女王杯(京都・芝2200m)で5着に敗れ、年明け初戦のGII中山記念(2月25日/中山・芝1800m)でも人気を裏切って8着と完敗を喫している。

 前々走のドバイターフ(3月31日)では2着、前走のGI宝塚記念では4着と健闘しているものの、結局、勝ち星がない分、全盛期に比べて物足りなさを感じている人も多いようだ。そして、今回は牡馬一線級がそろうこともあって、人気は急落しそう。

 だが、過去の例からして、軽視は禁物。休養中のリフレッシュによって、世界の強豪馬を蹴散らした末脚が再び炸裂すれば、そうそうたる面々を一蹴し、頂点に立ってもおかしくない。

“実績のある穴馬”パターンとして次に多いのは、不振続きのうえ、休み明けの前哨戦でも敗れている馬の急変だ。

 たとえば、先に触れた2012年の勝ち馬エイシンフラッシュがそう。同馬は2010年、ダービー馬となって世代の頂点に立つが、以降はずっと勝ち星から見放されてきた。2012年の春も海外と国内のGIを2戦して、ともに6着。休養を経て、直前のGII毎日王冠(東京・芝1800m)も9着に完敗していた。

 そうした戦績によって、天皇賞・秋では当然人気は得られなかったが、同舞台で一変。好メンバーを相手に、ダービー以来2年ぶり、2度目のGI制覇を果たしたのだ。

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