ここから本文です

四十肩は○歳から? 四十肩の原因や症状、治療法などを解説

2018/10/25(木) 6:10配信

オトナンサー

 けがをしたわけでも重たい物を持ったわけでもないのに突然、肩に激痛が…。肩こりとも違う激しい痛みで、「これがいわゆる四十肩?」とショックを受けた方もいらっしゃるかもしれません。

 四十肩、五十肩というと、年齢の部分だけに目が行きがちですが、一体どのような症状なのでしょうか。四十肩の原因や治療法について、光伸メディカルクリニックの中村光伸院長(整形外科)に聞きました。

「四十肩」とは何か

「四十肩」「五十肩」と言い方はさまざまですが、これは通称のようなもので、どちらか近い方の年齢で呼ぶことが多いようです。特に症状に違いはなく、この症状がよく出現する年代が40~60代に多いため、このように呼ばれています。

 肩こりの原因が筋肉疲労や血行不良であるのに対し、四十肩の原因は肩関節周囲の組織の炎症です。医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、肩こりとは全く違うものです。これまで、四十肩がどうして起こるのか(肩関節周囲が炎症するのか)は明確ではありませんでしたが、最近の研究で少しずつ解明されています。

 四十肩は主に「腱板(けんばん)」「肩峰下滑液包(けんぽうかかつえきほう)」「上腕二頭筋腱」という3つの場所の炎症で起こります。

 肩の関節は、肩甲骨と上腕骨で構成されています。腕は肩にぶら下がっているような構造ですが、肩甲骨に上腕骨をつなぎとめているのが、腱板です。もちろん、腱だけでなく、周囲の靭帯(じんたい)や筋肉も支えになっています。

 1つ目として、この腱板が加齢に伴って弾力を失い、血流が低下し、軽微な損傷の修復能力が追い付かなくなり、炎症となっていきます。

 2つ目の肩峰下滑液包は、肩の先端にある「肩峰」と腱板が摩擦を起こさないように、クッションの役割を果たしています。このクッションも加齢や無理な動きで炎症を起こし、強い痛みの原因になることがあります。

 3つ目の上腕二頭筋腱は、二の腕の前側で力こぶを作る筋肉を肩につないでいる腱です。重い物を急に持つなど、無理に運動外力を加えても炎症を起こすことがあります。

1/3ページ

最終更新:2018/10/25(木) 9:54
オトナンサー

記事提供社からのご案内(外部サイト)

オトナンサー

株式会社メディア・ヴァーグ

「ライフ」「漫画」「エンタメ」の3カテゴリーで、暮らしに話題と気づきをお届け!

あなたにおすすめの記事