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石川遼が乗り出した「福島のゴルフ場」経営 ゴルファー人生に見切り?

10/29(月) 5:58配信

デイリー新潮

 本業の方が、かつての輝きを失いつつあるからなのか。今年から最年少で選手会会長の座に就き、プレーヤー以外の仕事も増えた石川遼(27)。そこへきて、もう一つ、なんとゴルフ場経営に乗り出したというのだ。ロストボールを諦めるように、プロゴルファー人生に見切りをつけたのか!?

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 石川遼のマネジメント会社「ケーアイ企画」は、彼の母親が社長を務め、遼本人も役員に名を連ねる、いわば個人事務所だ。ゴルフジャーナリストによると、

「その個人事務所が、福島県にあるゴルフ場の運営会社から全株式を買い取り、運営を行うことになりました。今後は、ケーアイ企画の相談役である石川遼の父親がゴルフ場運営会社の新社長になり、舵取りしていくそうです」

 石川ファミリー経営のコースは、福島県の「棚倉田舎倶楽部」。長年、日米大学対抗ゴルフ選手権の開催地だったため、学生ゴルファーにとっては聖地として知られる名門コースだ。

「30年も前になりますが、現在、メジャーで活躍するミケルソンがアリゾナ州立大学の学生としてプレーしたこともあります。距離も長いうえ、アップダウンもあって難しい。“いいコース”との評判です」(同)

ゴルフ人口を増やしたい

 とはいえ、ゴルフ人口が減少傾向にある昨今、毎年30近くのゴルフ場が潰れ、経営は難しい。実際、この棚倉も過去に1度、経営破綻しているほどだ。

「今は都心に近い立地でないと厳しいですよ。生き残っているところも、利用料を大幅に下げて、なんとか凌いでいるぐらいですからね」(前出のジャーナリスト)

 今回の取得金額は、利便性を考えれば、せいぜい2億~3億円ではないかと言うのだ。かつての石川遼の活躍からすれば、決して購入できない額ではないのだろうが、ゴルフ担当記者によると、

「石川は米国ツアーに参戦していましたが、昨年出場権を失い、日本に戻ってきました。ここ2年間ツアー優勝から遠ざかり、酷いスランプに陥っていると言えます。全盛期は毎回10位以内に入るような感じでしたが、今は予選落ちすることも珍しくない」

 プロゴルファーとしての限界を感じたがゆえ、将来を案じての先行投資か。遼の父・勝美氏に聞くと、

「遼と私は、ゴルフ人口を増やしたいという強い思いを持っていました。そのための手段の一つとして、数年前からゴルフ場経営をしたいと考えていたんです」

 原発問題を抱える福島を盛り上げたい気持ちもあったという。そして、

「今は私が単身赴任で現地にいますが、遼と話し合いながら二人三脚で経営しています。ゴルフの敷居が高いというイメージを払拭し、新しいゴルフのやり方を提案できればと。営利目的ではないんです」(同)

 普及のためだと強調するのだ。それならば、石川遼“復活”こそが、なによりもゴルフ人気の回復に繋がるに違いないのだが……。

「週刊新潮」2018年10月25日号 掲載

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最終更新:10/29(月) 5:58
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