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アウトドアブランドのアウター 高機能で街でも快適

10/30(火) 10:12配信

NIKKEI STYLE

 ここ数年で、スポーツ・アウトドアブランドの新しいアパレルラインが急増している。それらは街で着ることを想定したデザインであるという共通点を持つ。一般的なファッションブランドとの違いは、やはり機能性だ。

 スポーツ・アウトドアブランドのウエアについて「各ブランドがこれまで培ったノウハウを取り入れているので、従来のアパレルとは一線を画す『着心地のよさ』『着やすさ』がある」と話すのはキャンプ用品大手のスノーピーク企画開発本部アパレル企画開発部開発課マネージャーの菅純哉氏。軽量、はっ水性、動きやすさといったスポーツ・アウトドア由来の機能性や着心地のよさが、一般消費者に広く認知されたことでタウンウエアとして人気になり、その結果、街着デザインのアパレルラインが増えたのではないかと分析する。

 「キャンプなどのアウトドアシーンでのファッションも変わってきています」と教えてくれたのは、自転車にルーツを持つフランスのスポーツブランド、ルコックスポルティフで、都市型ライフスタイルウエアライン「ル・アーバンスタイル」のPRを担当する4Kの藤本梨央氏。「以前に比べて街着のような服装の人が増えている傾向にあるのです。そういった背景も、スポーツ・アウトドアブランドのタウン向けアパレルが支持される理由のひとつではないでしょうか」

 そこで今回は、スポーツ・アウトドアブランドのタウン向けアウターの注目作を紹介する。それぞれの製品はユニークなコンセプトを持つものばかり。アウトドアウエアの機能性とファッション性を兼ね備えているので、冬の街着として活躍するに違いない。

■キャンプでも着られるライダース

 アウトドアメーカーとして高い人気を持つスノーピークは、2015年秋冬シーズンからファッション性の高いアパレルラインを展開している。アウトドアメーカーとは思えないデザインのウエアをラインアップしているが、なかでも注目したいのが18年秋冬シーズンに登場したライダースジャケットだ。

 「アウトドアメーカーがライダース?」と思うかもしれないが、本作は「キャンプシーンでも着ることができるライダースジャケット」というコンセプトをもとに開発された一着。カーシートなどに使用されるフェイクレザーを使用し、難燃性・耐摩擦性を備えているのが特徴で、キャンプのたき火にも安心してあたることができる。

 また、バイカー向けに作られた合理的なデザインはあえて崩さず、着丈を短くしているのもポイント。テント設営時など、キャンプシーンでは中腰姿勢になることが多く、その際の動作を軽減する作りとなっている。そのほかフロントの開閉をダブルファスナーに変更したり、中綿を入れて防寒性を高めていたりと、目立たない部分を改良して着やすさと意匠性を向上している。

 街でもキャンプでも着られるライダースジャケットは、「ほかにはない商品なので、秋冬重衣料が動く9月中旬から売り上げを好調に伸ばしています」(菅氏)。特徴や用途を的確にPRしたことも功を奏したそうだ。主にキャンプやアウトドア好きに支持されているが、それとは別に、「レザーのライダースを着たいけど重くて動きにくい」と二の足を踏んでいた人の購入も多いという。

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最終更新:10/30(火) 12:15
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