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井上尚弥は「思うほど無敵じゃない」 初戦惜敗マロニーが持論「相手が敬意払いすぎ」

10/30(火) 9:33配信

THE ANSWER

井上と次戦戦うロドリゲスに判定負けのマロニー、「V本命はイノウエ」も…

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でWBA王者・井上尚弥(大橋)はIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦する。事実上の決勝といわれる激突に注目が集まっているが、初戦でロドリゲスに判定負けを喫したジェイソン・マロニー(オーストラリア)は今大会V予想で井上を挙げる一方で「誰もが思うほど無敵ではない」と持論を展開している。米ボクシング専門誌「リング」が報じている。

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 27歳の挑戦者はロドリゲスを追い詰めた。WBSS1回戦、マロニーは前半劣勢だったが、5回以降に挽回。強烈なボディショットを見舞うなど、見せ場を作った。しかし、フルラウンドの死闘の末に判定負けでIBFのベルトにはあと一歩手が届かなかった。

「判定勝利できずに本当にがっかりしている。世界王者になれず、ベルトも巻けなかった。でも、最高の経験だった。多くのことを学んだファイトだった」

 27日に米ニューヨークでダニエル・ジェイコブス(米国)とセルゲイ・デレビアンチェンコ(ウクライナ)のIBFミドル級タイトルマッチを観戦したマロニーはこう語ったという。ロドリゲス戦後に敗れて英気を養っているが、4強進出を果たした猛者に不測の事態が起こった際に備え、補欠登録されていることも明かしている。

 WBAスーパー王者のライアン・バーネット(英国)と元5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)の対決で4強が出揃うWBSSバンタム級。記事では、 優勝候補について質問されたマロニーはこう語っている。

今まで井上に敗れた相手に苦言「相手はあまりに彼に敬意を払いすぎている」

「イノウエがいつだって優勝候補の本命だ。でも、素晴らしいファイターばかりで、だからこそ自分も参戦したかったんだ。最高のマッチアップだよ。ドネアとバーネットが来週末に行われる。そして、間違いなくロドリゲスとイノウエ戦も名勝負になる。誰にだって優勝のチャンスがあるんだ」

 現時点でWBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)と井上の対戦が見込まれている決勝については「イノウエがおそらく勝つだろうけど、イノウエが本当に追い込まれた場面を見たことがない」と語ったことを伝えている。さらに、マロニーは不敵にこう語ったという。

「(井上が)マルチディビジョンの王者であることはわかっているけど、まだビッグネームと戦っていない。相手はあまりに彼に敬意を払いすぎている。彼に自分の形でボクシングをやらせてしまっている。もし、対戦するチャンスがあれば、絶対にそうはさせない。自分たちのファイトをしなければいけない。誰もが思うほど、イノウエは無敵じゃないと思う」

 3階級王者の「The Monster」はチャンピオン相手に圧巻の秒殺劇を繰り返し、リング誌選定のパウンド・フォー・パウンドで6位に選出。テクニック、技術、パワーと三拍子揃った猛者に対する敬意が対戦者の心の片隅に存在しているというのだ。死角なしに見えるモンスターだが、無敵にあらずとロドリゲスに惜敗した男は今まで敗れ去った相手に苦言を呈していた。

THE ANSWER編集部

最終更新:10/31(水) 0:48
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