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知られざる財閥の枢密会議 三菱「金曜会」、三井「二木会」、住友「白水会」その実態は… 財閥「鉄のカーテン」から垣間見える権力の源泉

11/1(木) 11:00配信 有料

デイリー新潮

知られざる財閥の枢密会議 三菱「金曜会」、三井「二木会」、住友「白水会」その実態は… 財閥「鉄のカーテン」から垣間見える権力の源泉

知られざる財閥の枢密会議 三菱「金曜会」、三井「二木会」、住友「白水会」その実態は… 財閥「鉄のカーテン」から垣間見える権力の源泉

 三菱自動車がかつてリコール隠しで倒産の危機に瀕した時、これを救ったのがグループトップらの親睦会「金曜会」だという。日本経済を牽引する財閥には最高意思を決定する、こうした枢密会議が存在する。「鉄のカーテン」に隠された“奥の院”に迫る。

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「人間性を置き忘れた企業は、いつか、何処かで必ず、躓(つまず)く時が来る」

 山崎豊子氏がある財閥を舞台に、企業人の醜悪さと至純を描いた不朽の名作『華麗なる一族』。小が大を喰らう銀行合併に成功する阪神銀行頭取・万俵(まんぴょう)大介は、しかしその謀略ゆえ、長男・鉄平を自殺で失う。冒頭の台詞は、その葬儀後、相手方の銀行頭取が大介に突きつけた言葉だ。永続する財閥の経営者は人間性を重んじていることになるが、清濁併せのむ企業戦士たちの現実や如何――。

 東京駅近くの超一等地に聳え立つ高層ビル。専用エレベーターでしか昇れない最上階に降り立つと、そこには部外者の立ち入りを拒む、厳かな空間が広がる。

 窓からは緑が広がる広大な皇居が一望できる。接客用の豪壮な応接室や会議室、多目的ホールがあり、バーが併設されたサロンでは来訪者がエスタブリッシュメントの風趣に浸り、寛ぎの時間を過ごす。この三菱商事本社ビル21階のフロアが、“迎賓館”と呼ばれる所以だ。

 さらに廊下を奥に進み、重厚なドアを開けると、その先にあるのは小学校の教室よりも広いホールで、長大なテーブルが目に入る。

 これが総売上高約60兆円を誇る日本最大最強の財閥系企業群「三菱グループ」の“奥の院”。会長、社長のみが参画を許される親睦会「金曜会」が開かれる舞台である――。(「週刊新潮」2016年5月19日掲載。※データは全て当時のもの) 本文:4,877文字 写真:3枚

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「週刊新潮」2016年5月19日号

最終更新:11/1(木) 11:00
記事提供期間:2018/11/1(木)~2019/6/29(土)
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