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【連載企画】香港から見える日本のリアル(1)『大卒以外の選択肢~非大卒就職支援「HASSYADAI」の事例から』

11/2(金) 11:50配信

政治山

弱冠22歳にも関わらず飛び級で香港中文大学大学院博士課程に進学した石井大智さん(ユースデモクラシー推進機構パートナー)に独自の視点で日本社会を語ってもらう連載企画『香港から見える日本のリアル』の第一回は、非大卒就職支援に取り組んでいる「HASSYADAI」を切り口とし、教育社会学を踏まえて日本の高等教育への問題提起を行っていただきました。

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こんにちは、石井大智です。私は普段は香港中文大学の博士課程で国境を超えた人の移動や移民に関する研究をしていますが、日本の様々な調査研究プロジェクトにも一研究者として関わらさせていただいています。そのうちの一つが非大卒の就職支援を行なっているHASSYADAIに付属している「HASSYADAI総合研究所」です。今回はHASSYADAIをアカデミックに、特に教育社会学において研究する意味を一般の人にも分かりやすくお伝えしたいと思います。若干過激な内容も入っていますがお許しください。

そもそもHASSYADAIとは何か、基本的スキームをまずは説明しておきます。HASSYADAIは地方の非大卒(高卒だけではなく、中卒や実質的に小学校しか通っていない)にプログラミングやビジネススキルなど仕事に直結する実践的スキルを身につけさせて首都圏の企業に送り出しています。このようなスキームによって、地方にいて、なおかつ大学を出ていない学生に機会提供をしています。HASSYADAIのファウンダーはForbesの2018年の「30UNDER30JAPAN 2018(日本を変える「30歳未満の30人」)」に選出されています。

教育社会学というのはいくつかの解釈、定義がありますが、ここでは教育が社会にどういう影響をもたらすか、もしくは社会が教育にどういう影響をもたらすか研究する学問とします。最近の日本では調査データの数値を解釈し、そこから教育の効果や社会構造を読み解くいわゆる実証研究が主流です。

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最終更新:11/2(金) 11:50
政治山

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