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葬儀の二重手配が発生!亡父が自分のために積立を…

2018/11/2(金) 20:50配信

ESSE-online

近年、葬儀の現場で「お葬式を二重に手配してしまう」というトラブルが増えています。

「お葬式の二重手配はキャンセル料などの余計な出費が増えるほか、家族間の不要なトラブルも引き起こします」と語るのは、葬儀関連サービス企業でPRを務める高田綾佳さん。

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今回は、実際に起きたよくある事例をもとに、お葬式の二重手配トラブルに陥ってしまったパターンをご紹介します。

亡父の積立金を発見。葬儀社と互助会のWブッキングで赤字に

直美さん(仮名)は、50代の専業主婦。地方都市に生まれた一人っ子で、結婚を機に都心に引っ越しました。数年前に80代の父が病気で倒れて実家近くの病院に入院してからは、月に1度は実家に帰るようにしています。

しかし、直美さん一人でお見舞いに来ていたとある夜、父の容体が急変し、帰らぬ人に。
実家の70代の母に連絡しましたが、看病疲れで憔悴していた母は「いったんその場はお願い」とのこと。そこで直美さんが葬儀の手配をすることになりました。

病院から遺体を早く搬出するよう迫られるなか、直美さんはまず病院に常駐していたA葬儀社の人に遺体の安置を依頼することに。
地域で名の知れたA葬儀社にそのまま依頼しようと考えた直美さんは、軽くその後の打ち合わせを行ってから帰宅し、母に「病院にいたA葬儀社さんにお願いすることにしたわ」と伝えて眠りました。

●互助会の積立金の存在を知った直美さん。一度申し込んだ葬儀をキャンセルするも…

ところが翌朝、母はふとなにかを思い出した様子で家の引き出しを探し、一枚の書類を出してきました。それはB互助会に加入していることを示す証書。

じつは父は、娘の直美さんにお葬式の費用を払わせるのは悪いと思い、B互助会にお金を積み立てていたのです。
互助会は、お葬式や結婚式などの費用を積み立てる会員制度。家族を思う父の気持ちを感じた直美さんは、遺体の安置をお願いしているA葬儀社に父の遺体の返還と、葬儀のキャンセルの連絡をしました。

するとA葬儀社は、「すでに搬送費用などがかかっているので困る。キャンセル料を支払ってもらえなければ、ご遺体も動かせません」と20万円を請求。
遺体を返還してもらわなければお葬式もままならないと焦った直美さんは、父の預金口座がある銀行に事情を説明して、20万円を用立てました。

ただし、その銀行のルールは「故人の口座から親族が葬儀を目的としてお金を引き出せるのは一度きり。それ以降は相続分配が決定するまで凍結」というもの。
その20万円を引き出したあとはしばらく使えなくなってしまいました。

とはいえ、父が互助会に葬儀費用を積み立てているということで、お金に関しては楽観視していた直美さん。余計に引き出すようなことはせず、20万円を葬儀社に支払ってA葬儀社をキャンセルしました。

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最終更新:2018/11/2(金) 20:50
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