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一見鈍足なのにエンジンは強烈! スポーツカーをぶっちぎれる異端のクルマ5選

11/2(金) 11:42配信

WEB CARTOP

スカイライン以外にも「羊の皮を被った狼」は存在

 スカイラインGT、のちの2000GT-Bは無骨な4ドアセダンだが、高性能エンジンを積み、公道でもサーキットでも速い走りを見せつけた。そこでクルマ好きは「羊の皮を被った狼」と呼び、尊敬の念を持って接したのである。このように、速そうに見えないが、走らせるとバカっ速いクルマは昔から存在した。

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1)マツダ・サバンナスポーツワゴン

 1970年代、高性能なスポーツエンジンを積み、衝撃を与えたのが、マツダのサバンナスポーツワゴンだ。サバンナはロータリーエンジン搭載車の第5弾で、71年秋に発売されている。ロータリーエンジン専用モデルとして開発され、最初は2ドアクーペと4ドアセダンが送り出された。そして72年1月にルーフを延ばし、マルチに使えるステーションワゴンを仲間に加えている。

 基本デザインはグランドファミリアのバンに準じているが、スポーツワゴンを名乗っていることからわかるように飛び抜けて速いワゴンだった。エンジンは単室容積491cc×2ローターのロータリーだ。最高出力105馬力/7000rpm、最大トルク13.5kg-m/3500rpmを発生し、4速MTを駆使すれば痛快な加速を見せ、最高速は170km/hに達した。

 サバンナスポーツワゴンは後期モデルになると、単室容積573ccの12A型2ローター・ロータリーエンジンに換装する。これは排ガス規制を先取りしたもので、アンチポリューションの頭文字を取り、「AP」のエンブレムが付けられた。排ガス対策を施したが、前期モデルより性能向上し、120馬力/16.0kg-mを達成している。また、時代を先取りした3速AT(REマチック)も用意された。

2)三菱RVRスーパーオープンギア

 その後、羊の皮を被ったスポーツワゴンは絶えていたが、レガシィツーリングワゴンの成功により、90年代に復活の狼煙を上げる。第1弾となったのは異色のクロスオーバー4WD、RVRスポーツギアに追加されたスーパーオープンギアだ。大型のグリルガードが目をひくスポーツギアのルーフに手を加え、丸ごと後方へスライドするようにした。

 オープンギアは2リッターの4G63型直列4気筒DOHCエンジンだが、スーパーオープンギアはターボを搭載し、220馬力/30.5kg-mを発生する。スーパースポーツギアと違って電子制御4速ATだけの設定だが、加速すると速い。セリカやシルビアをミラーの隅からはじき出し、置き去りにした。だが、オールシーズンタイヤだったし、ボディ剛性も今一歩だったから、性格は直線番長だ。

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最終更新:11/2(金) 11:42
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